「安心安全な罪悪感のない料理」をテーマにしたレストラン「Healthy Kitchen 910」。2019年2月13日、センター北駅近くにオープンした同店では、子供から年配の方まで、アレルギーや糖尿病の人も楽しめるメニューを展開。
デザートも糖質控えめでタルトの生地には高野豆腐を用い、ドレッシングにも豆乳を使用。素材もライ麦パン、グルテンフリーパスタ、低コレステロールの馬肉・鶏のレバー、豆乳クリーム、大豆ミートなど一つ一つこだわる。また、カプチーノやカフェラテは豆乳、牛乳、ミックスの3種から選べるほか、オーガニックのビールやワインもそろえている。
ポイント1:料理は低糖質・グルテンフリー
アレルギーを抱える人や糖尿病を患う客を考慮し、低糖質・グルテンフリーの料理を意識する。パスタはグルテンフリーを使用するほか、豚ヒレ肉のアイスバインは脂肪がなくヘルシーなヒレ肉を用い、塩麴で1週間ほど漬け込み半日煮込んでいる。
ポイント2:ベジタリアンに向けたビーガンフード
ベジタリアンの人も味わえるよう、薬膳カレーをサーブ。ベースに小麦粉を使わず、シナモンやカルダモンといった15種類のスパイスと野菜、甘酒などで作り、体の芯まで温まるように工夫。さらにご飯は15穀米を使用している。
ポイント3:ビールやワインもオーガニックを採用
ビールはワインもオーガニックを採用。有機栽培された「オーガニックビール」(702円)、オーガニックのぶどうで作られた「コノスルオーガニックカベルネソーヴィニヨン」(1,836円~)。さらに「梅酒」(561円)も無添加のものだ。
取材担当・Qの感想
幼少期に身体が弱く、お母さまが作ってくれた安全安心な食事で育ったオーナー。そんな経験から、食事の大切さを知り、自分も安全・安心な料理を提供したいと思い、この店を開店したそう。フレンチトーストにライ麦パンや豆乳クリームを用いたり、パスタのソースもすべて手作りで、客のことを考えている熱き思いが伝わりました。
【取材・文=中沢文子/撮影=奥西淳二】
横浜ウォーカー編集部