鹿児島県鹿児島市&指宿市の深夜0時以降にも入れるラーメン店を紹介。遅くまで営業しているので、飲んだあとにふらっと立ち寄って、お気に入りのお店を見つけよう。
功夫 蘭州牛肉麺 / 鹿児島市
留学生として来日し、鹿児島の企業に勤めていた崔 明さんが、一念発起し自身の店を開業。脱サラ後に中国へ戻り、「蘭州牛肉麺」の麺打ちとスープ作りの技を習得した。麺は注文後に小麦の塊から手打ち、手延べし、好みの太さの麺を作ってくれるのが醍醐味。太さ約2mmの細麺から5cmの幅広麺まで対応する。スープの素材は牛の骨と肉。20種以上のスパイスも混ぜ込み、奥深いコクを出す。自家製ラー油による、優しい辛味もアクセントに。
[功夫(カンフー) 蘭州牛肉麺]鹿児島市東千石町2-18 千綿ビル1F / 080-4272-0337 / 11:30~15:00、21:00~翌2:00、土日の夜は~翌3:00 / 不定休
地獄の担担麺 天竜 天文館店 / 鹿児島市
神奈川を中心に、関東圏で展開する“担担麺”専門店が鹿児島初上陸。店名のとおり、地獄のように辛い麺メニューを販売する。辛さは1辛から無限までの7段階、麺の量は小(120g)から特大(320g)まで4ランクある。
[地獄の担担麺 天竜 天文館店]鹿児島市船津町1-28 1F / 099-201-3833 / 11:00~14:00、18:00~翌2:30(LO) / 不定休
鹿児島ラーメン 豚とろ 天文館本店 / 鹿児島市
2002年のオープン以来、行列のできる人気店として知られる。ラーメンの命ともいえるスープが魅力で、豚骨、鶏ガラ、魚介を一緒に炊くことで食材の旨味が凝縮し、鹿児島ラーメンの定番ともいえる中太麺とよく絡む。豚の希少部位をトロトロになるまで甘辛く煮込んだチャーシューも名物。酒のつまみに単品注文(580円)する人も多い。
[鹿児島ラーメン 豚とろ 天文館本店]鹿児島市山之口町9-41 / 099-222-5857 / 11:00〜翌3:00、金・土・祝前日~翌4:00、日曜~翌2:30 / 不定休
ラーメン専門 のり一 / 鹿児島市
初代の味を80代の夫人が受け継ぎ、約70年間変わらぬ味を届ける。スープは鶏ガラを元に、塩と自家製醤油で味を調え、ラードと揚げネギでコクを出す。旨味が染みる優しい味で、老若男女に好まれる。おにぎり(50円)をはじめとした、サイドメニューも手ごろ。
[ラーメン専門 のり一(いち)]鹿児島市山之口町9-3 神川ビル1F / 099-222-4497 / 11:30~14:00、20:00~翌2:00、金・土曜夜は~翌3:00 / 日曜休み
らーめん 小金太 / 鹿児島市
洋食の料理人だった先代社長が作ったラーメンをベースに、2代目が時代に合わせて進化させた。豚、鶏、魚介のコクを引き出した飲みやすいスープが自慢。昼は家族連れや会社員などの食事として、夜は飲んだあとの締めの一杯として好まれるのも納得だ。
[らーめん 小金太(こきんた)]鹿児島市樋之口町11-5 / 099-223-9455 / 11:30~15:00(LO)、18:00~翌4:00(LO) / 不定休
薩摩らーめん家 おこば 天文館店 / 鹿児島市
地元産の醤油を使うタレに豚骨と鶏ガラを合わせたスープを入れ、脂分の強い腹脂(豚の腹の脂)を振ると、口当たりのよい一杯が完成する。見た目よりもあっさりしており、最後まで飲み干す人も多い。小麦粉と全粒粉で作る自家製麺は、弾力がありコシも強い。
[薩摩らーめん家 おこば 天文館店]鹿児島市山之口町4-16 山口ビル1F / 099-222-0150 / 11:00~14:00、18:00~翌3:00※売切れ次第終了 / 不定休
ラーメン専家 三養軒 / 鹿児島市
1955(昭和30)年ごろに開業し、現在は2代目の店主が切り盛りする。看板のみそラーメン(750円)は、3種の味噌を独自にブレンド。黒味噌と豚骨スープが調和した一杯は、見た目にも強烈だ。天文館という繁華街にあることもあり、深夜になっても客足が途絶えない。
[ラーメン専家 三養軒(さんようけん)]鹿児島市山之口町6-5 / 099-224-0676 / 19:00~翌3:00、金・土曜~翌4:00 / 日曜・祝日休み
麺屋 二郎 指宿駅前店 / 指宿市
アメリカ・NYで開催されたラーメンコンテストで、2016年から2連覇を果たした実力を持つ。豚骨と鶏ガラを炊き臭みを抑えたあっさりスープが特徴で、モチモチの自家製麺とよく合う。トッピングは、甘くて食べ応えのある肉厚なチャーシューがメイン。
[麺屋 二郎 指宿駅前店]指宿市湊1-9-17 / 0993-26-4358 / 11:00~16:00、18:00~ 翌2:00(LO1:45)、日曜の夜は~24:00、月曜は昼のみ / 火曜休み(祝日の場合翌日)
九州ウォーカー編集部