沖縄県中部の読谷村で長年続いている恒例の陶器市「第27回読谷やちむん市」が、2月22日(土)と2月23日(日)の2日間、JAファーマーズマーケットゆんた市場前広場で開催される。
「やちむん」とは沖縄の方言で「焼き物」の事を言い、沖縄の家庭で日常的に使用される茶碗などの食器や鉢などの陶器を指す言葉だ。琉球王朝時代まで遡る歴史ある焼き物で、その特徴は、葉っぱや魚といった自然のものを描いた絵付。沖縄県中部の読谷村は「やちむん」で有名な街で、古くは那覇にあった窯場が環境の変化により、読谷村の座喜味城跡の近くにあるやちむんの里の方に移ったことから始まっている。
「読谷やちむん市」は、読谷村内にある30カ所以上もの窯元が参加する陶器市で、様々なやちむんを購入できる。作品はすべてが手作りで、土や釉薬、絵付けや湿度などによって仕上がりが変わる一点もの。様々な掘り出し物に出合えると、2日間で約2万人のファンが県内外から訪れにぎわう陶器の祭典だ。
沖縄ならではの陶器に出会える「第27回読谷やちむん市」に出かけて、お気に入りの一点を見つけよう。
ウォーカープラス編集部