島根県安来市の足立美術館で、3月1日(日)から5月31日(日)まで「春季特別展『美との出会い −名画に恋して− 足立全康の審美眼』」が開催される。
開館50周年を記念し、足立美術館の創設者である足立全康が熱意を持って収集した、同館コレクションの基盤ともいえる日本画70点を紹介する展覧会。足立は、竹内栖鳳、上村松園、橋本関雪、榊原紫峰など、特定の流派に偏らずに幅広い収集を行なった。特に情熱を傾け収集した横山大観の作品群は圧巻だ。上村松園「待月」、竹内栖鳳「五月晴」、横山大観「雨霽る」、「海潮四題・夏」などが展示される。
担当者は「足立美術館が開館当初より所蔵している名画を展示します。創設者である足立全康は、独自の視点で日本画の収集を行ないました。本展では、全康と作品との出会いや収集秘話、全康の作品に対する思いなどもあわせてご紹介することで、全康の審美眼や当館のコレクションの特徴などもご覧いただけます。開館50周年を迎える足立美術館の基盤となった多彩なコレクションをお楽しみください」と見どころを話す。
名画が揃う春季特別展「美との出会い −名画に恋して− 足立全康の審美眼」。この春は足立美術館で芸術鑑賞をしよう。
ウォーカープラス編集部