カエルを演奏できる!?パペット型電子楽器「ケロミン」

東京ウォーカー(全国版)

ちょっぴり変わったカエルのぬいぐるみが、有名アーティストのブログや、情報番組などで取り上げられて話題になっている。実はこのぬいぐるみ、トゥロッシュから発売中の「ケロミン」(4万9875円)という電子楽器なのだ。

同商品は、パペットの背中から手を入れ、口を操作する手の動きで音程が変えられる、新しいタイプの電子楽器。口を開けると高い音、閉じると低い音が鳴り、楽器に触れたことがない人でも、簡単にメロディーを奏でることができる。世界最古の電子楽器「テルミン」を連想させる演奏方法や、楽器としての奥深さから、アーティストからも注目を集めている。

鳴らせる音の種類も多彩で、バイオリンやパイプオルガンなどのアコースティック楽器から、「ケロ」「ゲコ」といったカエルの鳴き声など、全16種類を内蔵。さらに、ケロミンを小型化した「コケロミン」(9980円)には、「ニャー」や「コケー」など遊び心満載の音も多数収録されている。

ケロミンの大きさは、高さ48cm、重さ約600g(電池を除く)の存在感ある“新生児サイズ”。乾電池を使用するコードレスタイプで、さまざまな場所で演奏することができる。内臓スピーカーのほか、ライン出力でアンプやヘッドフォンへの接続も可能で、MIDI OUTも備えており、楽器として十分な機能を持った本格派仕様になっている。

「外見上のコンセプトは“リアルさと可愛さの融合”です。実物のアマガエルに沿って細部までリアルに再現し、手間とコストを惜しまないディティールに仕上げ、世界で唯一“水かきの付いた楽器”を実現しました」と、開発者の奥山さん。

「ケロミン」「コケロミン」の購入者が集まって演奏会が行われたり、演奏風景の動画がネット上で盛り上がりを見せるなど、じわじわと“ケロミンワールド”は拡大中。もしかしたら、有名“ケロミニスト”の演奏が見られる日も近いかも?【東京ウォーカー】

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