現代人がもっとも感じている冬の悩み、それは「冷え症」。最近は男性でも「冷え症」で悩む人が増えているのだとか。
シトルリン代謝向上研究会が行ったアンケートでは、なんと20代男性の25.3%が「冷え症」で悩んでいると答え、冬の悩みのトップに。しかも、男性の冷え症にはある特徴が。それは“無自覚”が多いということ。同アンケートで、「冷えを実感していない」と答えたにも関わらず、「手足がいつも冷えていてなかなか温まらない」「朝起きるのがつらい」「肩こりがひどい」など、“冷え症チェックリスト”に3つ以上該当している人が、25%もいたのだそう。つまり男性の1/4は、れっきとした「冷え症予備群」なのだ。
「寒いから仕方ないじゃん」と思っている人も多いだろうが、実は原因は意外なところにあるという。
「冷え症の原因の多くは“ストレス”なんです。本来、私たちの体は日中は“緊張モード”になり夜は“リラックスモード”になる自律神経が働いています。残業続きだったり、リラックスできない状況が続くと、自律神経がバランスを崩し、血管が収縮、血流が悪くなってしまうんです。“冷え”は、ストレス過多のサインでもあるんですよ」(大阪大学大学院医学系研究科・石蔵先生)
カラオケで大声を出したり、バッティングセンター、ボクシングジムでの多少ハードな運動は、自律神経の調整にちょうどいいのだとか。とはいえ、毎日バッティングセンターに通うというのはちょっとキビしい…。
「血流効果改善のある『シトルリン』を摂るのがおすすめですね。シトルリンは、血管を拡張させる作用があるんです。スイカに多く含まれる成分なんですが、サプリメントで1日800mgを摂取するのが効果的のようですよ」(シトルリン代謝向上研究会)
実際、わが編集部でも「冷え症」に悩んでいる男性が多いようで、中には“プチしもやけ”までできた人も。入浴や靴下などでも「冷え症」が改善されないようなら、ストレスがたまっている証拠。まずはストレス解消、そして、食事やサプリメントで上手に「冷え症」からサヨナラしよう! 【東京ウォーカー/安藤真梨】