大阪天保山特設ギャラリーで12年3/17~6/3(日)開催中の「ツタンカーメン展 黄金の秘宝と少年王の真実」が、オープンから一ヶ月で入場者数20万人を突破!
今回の展示には、ツタンカーメン王の内臓が保管されていた器「黄金のカノポス」が展示されている。容器に描かれた王は殻竿と杖を持ち、上下にエジプトを表すハゲワシとコブラの付いた、ネメス頭巾を被る伝統的な姿で表されているもの。
同展では、77cmのツタンカーメンの半身像も展示。ツタンカーメンの肖像の中で最も美しいものの一つと言われる肖像なので、カノポスと見比べてみても良いかもしれない。肌は赤茶色、眼と眉は黒く塗られており、体は亜麻布のシャツを表すために淡黄色で彩色されている。発掘者のハワード・カーターは、王の衣装掛けか衣服を仕立てる際のマネキンと考えたが、何に使われたかは分かっていない。儀式用の彫像であった可能性もあると考えられている。
他にも、ツタンカーメンのミイラが身にまとっていた黄金の襟飾り、短剣や、ツタンカーメンの子供を埋葬したと考えられている子供用カルトナ-ジュ・マスク、化粧容器など、ツタンカーメン王墓の副埋葬品約50点を含む、全122点が展示されている。
同展は、6/3(日)まで大阪天保山特設ギャラリーで開催中!