プロの食通も納得!愛媛の職人がとことんこだわって作るドイツ仕込みのハム・ソーセージとは?

東京ウォーカー(全国版)

誰だって食べるなら美味しいものの方が良い。また、近年では食に対する安全や、食育の重要性にも注目が集まり、体に良いもの、美味しいものを食べたいという風潮が今までになく高まっている。美味しいもののためなら、多少の手間やお金は惜しまない、という人もきっと少なくないはず。

そんな中、東京ウォーカーでは、ある商品に注目。それが今回取り上げるプロージットシリーズだ。プロージットとはドイツ語で「乾杯」の意味を持つ、日本食研が製造・販売するドイツ仕込みのハム・ソーセージのブランド。日本食研と言えば、まず調味料を思い浮かべる人が多いかもしれないが、実は3年程前から主にネット通販で同商品の販売も行っている。

プロージット開発責任者の仲渡雄二さんは、過去に本場ドイツで2年間修業し、ハム・ソーセージの伝統製法を修得。そこで学んだ製法をベースに、日本の風土や気候、日本人の味覚に合った材料選びを重ねて、こだわりの品を完成させたという。

商品へのこだわりは、まずは注文段階から。同商品は注文が集まってから製造を開始する完全受注制なのだ。原料の肉となる豚肉は、工場のある愛媛県産を使用し、加工に当たっては素材の味を落とさないよう、肉を冷凍させたりなどもしない。さらに、素材の熟成には11日間もの時間をかけ、ゆっくりと加熱し、肉本来の美味しさを最大限引き出すためのあらゆる工夫を手作業で行っている。

このように手間を惜しまないため、注文から実際に商品が届くまでには約1ヶ月かかる。また、値段もセットで3300円から1万円まで、少々高め設定だが、その製造工程や作り手のこだわりを考えると納得の価格だろう。

では、それだけ手間暇をかけた商品は本当に美味しいのだろうか?その真偽を確かめるため、今回、プロの食通2人に同商品を試食してもらった。試食するのはソーセージ3種(ヴィーナー、ペルツァー、クライナー)と、ベーコンがセットになった「ダーリエセット」(5000円)だ。

試食1人目は、料理評論家として有名な山本益博さん。山本さんは、セットの中でもベーコンに注目した。「一昔前の豚肉は、脂身のところなんて臭くてとても食べられたものじゃなかったんだけど(笑)、これは脂身が美味しいね。脂身のところだけ食べても全然嫌味がない。赤身の方も美味しいけど、これだけ美味しい脂身はなかなかないですよ。ただ、全体としては大人しい味わいかな。個人的にはもっとギリギリを攻めるというか、職人さんの主張を押し出しても良いと思います」。また、細挽きのヴィーナーについても「似たような種類のソーセージだと、最初の一口で化学調味料や旨味調味料の味がガツンと来るのが多いけど、これは優しくて穏やかな味だなと思います。子供にはこういうのから食べさせると、ソーセージの食育にもなって良いと思いますね」と感想を語った。

2人目はフードライターとして活動中の小石原はるかさん。大の肉好きだという小石原さんは、粗挽きのペルツァー、牛入り粗挽きのクライナーが特に気に入ったようだ。「ペルツァーは、脂の甘味がしっかり感じられますね。ジューシー感もあるし、焼いて食べると香りも良いです。クライナーは、バーベキューなどで焼くと受けそうですね。身が詰まっている感というか、食べ応えがあります。あと、この2種はどちらもビールを呼ぶ味ですよね(笑)。ペルツァーは、ベルギービールなどの軽めのもの、クライナーは、逆に黒ビールなどの重めのものが合うと思います」。

職人がこだわって作ったその味は、どうやらプロの舌にも十分適うものだったようだ。記者も一通り食べてみたが、どれもクセがなく、誰でもおいしく食べられる味だと感じた。

贈答用にするも良し、自分で味わうのも良し。職人のこだわりから生まれた、深い味わいを求める方にお勧めしたいプロージット。今なら6月30日(日)までに注文すれば7月26日(金)に商品発送予定なので、特に贈答用を考えている方にはタイミングもピッタリだ。

ちょっと価格が、という方には、ソーセージ2種(ヴィーナー、ペルツァー)とベーコンをセットにした「テイスティングセット」(3300円)もあるので、まずはこちらを試してみて、気に入ったら是非、他の商品にも手を広げてみてほしい。【東京ウォーカー】

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