ユニバーサル ミュージックは、エレクトロニクスブランドのamadana(アマダナ)社と協力し、「Amadana Music」プロジェクトをスタートする。
その第一弾として、日本最大級のクラウドファンディングサービス「Makuake」で、オールインワンレコードプレーヤーの開発を企画。支援金の申し込み受付を8月19日(水)から開始した。
支援金に応じて見返りがあり、オリジナルコンピレーションレコード&Tシャツがもらえる5400円のコース、レコードプレーヤー&コンピレコードセットがもらえる1万6200円のコース(先着100名)などがある。
「Makuake」では、アナログレコードで音楽を楽しんでいた世代はもちろん、デジタルで音楽を楽しむ世代にも、アナログレコードの魅力が手軽に楽しめるよう配慮。アンプとスピーカーが内蔵された「オールインワンタイプ」のレコードプレーヤーの開発に着手する。
amadanaの代表取締役社長・熊本浩志氏は「オールインワンにこだわったのも、レコードに接するハードルを下げたかったから。レコードは接続や配線がわずらわしい。簡単に、手軽に聴けるものにしたくて、リーズナブルな価格にもこだわりました。インスタントカメラのチェキのような立ち位置のプレーヤーを作りたい!と開発やデザインの担当者には言い続けました」とオールインワンへの思いを話し、「ハードメーカー、ソフトメーカーという枠組みを超えて、アナログの質を体験できるビジネスは、業界の垣根を越えてやりたいと思っている」とも意気込みを語った。
また、ユニバーサル ミュージックでは同企画に合わせ、音楽プロデューサー橋本徹(SUBURBIA)監修による、Free Soulのアナログ盤・名盤20タイトルも11月18日(水)に発売する。
「Amadana Music」はソフト、ハードにこだわらず、音楽にまつわる事業を、展開して行く予定だ。【東京ウォーカー】