歴史的な3ショットも!「やしきたかじん展」大阪で開催

関西ウォーカー

大阪・堂島リバーフォーラム(大阪市福島区)で「やしきたかじんメモリアル展」が4月1日(金)~5月3日(祝)の期間に開催される。

たかじんの死後、彼が創設した「OSAKAあかるクラブ」が遺産の一部を相続。生前「大阪のためにがんばってくれた人たちを表彰したいねん!」と熱く語っていた彼の思いを実現するべく、同団体が「たかじんメモリアル基金」を設立した。そしてこの基金を運営していくキックオフ的イベントとして、今回の展覧会が開催される運びとなった。

展示内容は、「うるさい!」「前かがみ」「歴史的な夜」など、写真にまつわるキーワードとともに約100点のプライベート写真がならぶ。撮影者は、一部の写真をのぞき、生前から彼と親交のあったカメラマンの梅田福夫さん。プライベートなものだけあって、さまざまな顔を持っていた彼の一端を垣間見ることができる。また、舞台衣装や愛用していたマッサージチェアなども展示されている。

4月1日(金)の開館直前、オープニングイベントが開催され、親交が深かった芸人・ハイヒールの二人が登場した。たかじんとの思い出を聞かれた二人は、「私が結婚するときに、旦那に『芸人の旦那とは?』と説教してくれた。芸人の親でした」とモモコがコメント。また、リンゴは「(たかじんの家で)飲んでいて、疲れていたので帰ろうとして、少しずつ荷物を玄関に持っていき、こっそり帰ろうとしていたら『なんや帰るんか!』と言われてびっくりした。酔うてんのに 目を配っていて、すごく気配りができる人だった。でもそれを気づかせないのがすごい」と昔話を交えながら、故人を偲んだ。

開館時間は、11時~20時まで(最終入館は19時30分)。入場料は1,200円となっており、経費を除く収益金の全額は、同基金の活動に充てられる。

【取材・文=関西ウォーカー編集部 小笠 智子】

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