9月21日(祝)から上演が始まるミュージカル「ウェストサイド物語」。1950年代後半のニューヨークを舞台に、2つのギャング団の抗争に巻き込まれていく男女の悲劇的な愛を、エネルギッシュなダンスと、軽快な音楽とともに描いた青春ミュージカルの決定版。1974年の初演以来、これまでに1200回以上の公演を誇る劇団四季の代表作のひとつで、今回、福岡シティ劇場(キャナルシティ博多)に初登場となる。
その上演を記念して、グランド・ハイアット・福岡にある「バー フィズ」では、名シーンからイメージした3種類のオリジナルカクテルを期間限定で提供する。体育館で行われるダンスパーティのシーンをモチーフにした「マンボ」は、ラムベースにマンゴジュースと赤ワインを入れ、ミントの香りをプラスした甘く、濃厚な味わい。不良グループの女たちがアメリカを称え歌いあげる場面からイメージした「アメリカ」は、ウィスキーのジャックダニエルに、サザンカンフォート(リキュール)、クランベリーをブレンドし、情熱的な赤色に仕上げ、力強いながらもフルーティーな口当たりが特徴だ。そして、ウェストサイド物語のなかで最も印象的な曲である「トゥナイト」と同じ名前をつけたカクテルは、コーラをベースに、グレープフルーツジュースとバラのシロップを入れ、バラの花びらを添えたキュートな一杯。ノンアルコールなので、お酒が飲めない人にもおススメだ。料金はどれも1600円だが、チケットの半券を持参すれば300円割引とかなりお得になる。
上質なミュージカルをたっぷり楽しんだあとは、見た目にも美しいカクテル片手に、芝居の余韻に浸り、ゆったりとしたオトナの時間を過ごしませんか。
【福岡ウォーカー/飯尾 賢】