都内には、個性あふれるキャラクターカフェが目白押し。買い物ついでに行ける商業施設の期間限定カフェや、フードメニューが充実している常設カフェなど、近頃は大人も楽しめる店が増えている。フォトジェニックなメニューやフォトスポットなど、ファンにとってはうれしいサービスが盛りだくさんだ。
今回は、12月25日(日)までの「Barbie期間限定POP UP SHOP(Barbie Classic Doll Shop & Cafe)」(東京都港区)と、2015年のオープン以来人気が絶えない「ピーターラビット ガーデンカフェ」(東京都目黒区)に潜入。動画ファッションマガジン「C CHANNEL」クリッパー(投稿者)の中島恵美さんが両カフェの魅力を紹介する。
キュートなバービーの世界を表現
まずは、東急プラザ表参道原宿に12月25日(日)までの期間限定でオープンした「Barbie期間限定POP UP SHOP(Barbie Classic Doll Shop & Cafe)」へ。ファッショナブルなバービードールは世界中の女の子の憧れ!その世界観を表現した同店は、ポップアップショップにオリジナルメニューが楽しめるカフェを併設。
ベビーピンクのパネルやシャンデリアをあしらった店内に、「ファンシーかつエレガントでまさにバービーの世界!小さいころはバービーと一緒に遊んでいました。女の子にとって永遠の憧れ。カジュアルだったりドレッシーなものなど、さまざまな装いのドールがあって、大人になっても眺めているだけで楽しいですね」とうっとりする中島さん。
店には過去のコレクタードールも展示されており、中島さんも大興奮!「普段なかなかお目にかかれないバービーに会えてうれしい!」。
まずはポップアップショップへ。ずらっと並んだバービーグッズを前に、「全部ほしくなっちゃう。プレゼントとしてもよろこばれそう!」と中島さんの目がキラリ。ちゃっかり店内中央のフォトスポットで記念撮影も。
ファンシーなフォトスポットでバービー気分に浸ったところで、カフェメニューをオーダー。「どれにしようか迷いますね」と悩んでチョイスしたのは、「ダブルクリーム・リングシュー“ホリデーエディション”」(860円)と「ピンクファー・チョコチップシェイク」(790円)の2品。
カフェのメニューはすべてオリジナルで、バービーの定番カラーやドレスをそれぞれイメージ。シュー生地でクリームをはさんだ2種類の「ダブルクリーム・リングシュー」(各860円)と4種類のドリンクを用意している。メニューを前にスマホで撮影大会がスタート。
「SNSでも人気が出ること間違いなしですね。では、いただきます!シュー生地にクリームをサンドした『ダブルクリーム・リングシュー“ホリデーエディション”』は、香ばしい生地にほどよい甘さのブルーベリー&ラズベリークリームが口溶けます。上にまぶしたチョコクランチの食感がアクセントになっています。『ピンクファー・チョコチップシェイク』は甘くてボリュームもあってこれだけでも満足!」。
バービー一色の「Barbie期間限定POP UP SHOP(Barbie Classic Doll Shop & Cafe)」を堪能して、「バービーのお部屋に招待されたみたいでした。かわいいメニューやフォトスポットで、バービー気分を満喫してほしいです」とその世界観に圧倒された様子。
ピーターラビット ガーデンカフェ
続いて向かったのは、世界中で愛されている絵本「ピーターラビットのおはなし」をテーマにした公式カフェ、ピーターラビット ガーデンカフェ。2015年にオープンしてから人気が絶えない同店は、自由が丘の街並みに馴染んだ一軒家風の建物。まるで物語の舞台であるイギリス・湖水地方のような雰囲気が漂うたたずまいだ。
ピーターラビット ガーデンカフェは、物語に登場するイングリッシュガーデンを再現した入口や、アンティーク家具に施されたディスプレイなど、店は「ピーターラビットのおはなし」の世界そのもの。「絵本の中に飛び込んだみたい!」と中島さんのテンションも上がる。
到着して早々、まずはグッズを物色。絵本「ピーターラビットのおはなし」シリーズ(税抜700円~)やオリジナルのテーブルウエア「ピーターラビット ガーデンカフェ オリジナルプレート」(税抜1700円~)など、約50種類常備のグッズが並ぶ。
グッズを堪能した後は、日射しが気持ちいいテラス席へ。店内にはぬいぐるみや挿絵のレプリカが飾られたギャラリースペースもある。「お店の中はクラシックでゆったりした空気感。そして、絵本の挿絵を近くで見られるなんて感激!」。
ピーターラビット ガーデンカフェのメニューは、キャラクターや絵本のワンシーンをイメージ。30種類以上あるメニューの中からスタッフおすすめの「ジマイマのオムライス」(税抜1280円)とデザート「ピーターとベンジャミンのまるごとりんごフレンチトースト」(税抜1380円)をオーダー。
同店をプロデュースするRAKERUはオムライスが看板メニューの老舗ということで、中島さんの期待も高まる。テーブルに置かれた絵本を読んでいるうちに、「あひるのジマイマのおはなし」の主人公、卵を抱くのが下手な“ジマイマ”をモチーフにした「ジマイマのオムライス」(税抜1280円)が登場!
「パスタで作った鳥の巣がかわいらしい。トロトロのオムライスに、スープがとろっと絡みます。野菜がたっぷりなのもうれしいですね!」とピーターラビットにもおすそわけ。
デザートにはリンゴをまるごと使った「ピーターとベンジャミンのまるごとりんごフレンチトースト」(税抜1380円)。フレンチトーストのパンは卵料理に合わせて開発された自家製の「ラケルパン」で、バゲットや食パンとは違ったふわとろ食感が特徴なのだそう。付け合わせにはホイップ、バニラアイス、メープル風シロップが付いてくる。
「ころっとしたリンゴのフォルムがかわいいですね!柔らかな焼きリンゴは、あっさりした果肉の甘みが広がります。トロトロのフレンチトーストもほんのりリンゴが香って、とってもおいしい」と中島さん。
「絵本を読んだりピーターラビットと食事したりと、癒しの時間が過ごせました。料理もとってもおいしかった!また違うメニューを食べに遊びに来たいです」と、ほっこりしたところでレポート終了!
2つのカフェを巡ってみて、「キャラクターの世界観があふれる内装やメニューに、キュンキュンしっぱなしでした!写真を撮ったり物語とリンクしている部分を探してみたりと、楽しみ方もさまざま。常設のカフェは普段使いもできる豊富なメニューもうれしいですね」と中島さん。都内のキャラクターカフェは、手軽に行ける立地も魅力。デートやショッピングの合間に、ふらっと立ち寄ってみてはいかがだろうか。【ウォーカープラス編集部】
金城和子