函館市街から北海道随一の桜名所・松前公園へ向かうドライブルート上には、“ウルフ”の愛称で親しまれた横綱・千代の富士の記念館や松前藩にからめた名物料理、2016年に開通した北海道新幹線を眺める展望塔など、見逃せない立ち寄りスポットがいろいろ。まず一つ目が……
相撲ファン必見の「横綱千代の山・千代の富士記念館」
コレは外せませんね。福島町出身の横綱、第41代千代の山と第58代千代の富士、二大横綱の偉業を讃えたミュージアム。館内には2人の修行時代からの様々な記録と、相撲ファン必見の大相撲文化に関する資料を間近に見ることができますよ。
■住所:福島町福島190 ■電話:0139・47・4527 ■時間:9:00~17:00 ■休み:なし(11/16~3/16は冬期休館) ■料金:入場料500円
また、第58代横綱千代の富士の故郷・福島町には、こんな名物みやげも。
「成屋菓子舗」のウルフ力餅
創業から90年を数え、3代にわたって地元に愛される老舗菓子補「成屋菓子舗」の「ウルフ力餅」(110円)。これは、1981(昭和56)年、第58代横綱千代の富士が大関に昇進したときに考案、発売したオリジナル菓子なんです。モチモチ食感の求肥にきな粉がたっぷりかかった素朴な味わいが人気。こちらのお店では、和菓子だけでなく、ケーキなどの洋菓子、焼き菓子、季節のお菓子なども販売されていますよ。
■住所:福島町福島256 ■電話:0139・47・2154 ■時間:8:00~18:00 ■休み:日曜
また、桜の名所・松前公園のある松前町では藩主の気分が楽しめる!? 豪華な名物膳も。
「温泉旅館 矢野」の豪華な「松前藩主料理」
名物膳が味わえるのは、松前で創業から60年以上を数える老舗温泉旅館「温泉旅館 矢野」。天然温泉100%の温泉と、眼前に広がる津軽海峡で水揚げされた新鮮な海の幸をはじめとした料理が自慢です。松前藩主14代徳広公の婚礼の祝膳を再現した「松前藩主料理」(要予約、3240円)は古文書を参考に、現代風の味付けがされています。アワビのダシで炊いたご飯に煮アワビをのせたアワビ飯など、全10品の豪華な膳。藩主気分になれるかも?
■住所:松前町福山123 ■電話:0139・42・2525 ■時間:松前藩主料理は11:00~20:00 ■休み:なし
また、ルート上には絶好の新幹線展望スポットもあるんですよ。
北海道新幹線と貨物列車のすれ違いが見られる「新幹線展望塔」
青函トンネルの北海道側の出入り口がある知内町に作られた展望塔。廃止になった旧知内駅跡地に2016(平成28)年11月に新設、全国的にも珍しい、新幹線と貨物列車がすれ違う瞬間を楽しむことができるスポットということで、全国の鉄道ファンの話題になっているそう。展望塔の高さは約14m。展望フロアまではエレベーターも完備されていますよ。
■住所:知内町湯ノ里48-13 ■住所:01392・5・6161(知内町産業振興課) ■時間:8:00~18:00、12~3月は9:00~17:00 ■休み:なし※12~3月は火曜(祝日の場合翌日)
松前公園の桜の見ごろは例年4月下旬ごろから。グルメや景色を楽しみながら、のんびり花見ドライブを楽しんでみてください!
【北海道Walker編集部】