名古屋の老舗鶏卸企業が直営!熟成名古屋コーチンのラーメン店が誕生

東海ウォーカー

5月18日(木)、名古屋パルコ 西館7階 レストランフロアが全面リニューアルする。名古屋初出店や有名店の新業態など、全14店舗が続々とオープン。注目店の一つである、「名古屋コーチン 麺屋 鳥しげ」(以下鳥しげ)をいち早くレポートするぞ!

スタイリッシュな外観


「鳥しげ」は、名古屋を代表する食鳥の加工・卸販売企業の「鳥重商店」が運営。昭和30年創業の老舗で、長年培ってきたノウハウや独自の仕入れルートを活かし、鳥重オリジナルブランドや名古屋コーチン、三河どりなど、あらゆる鶏を扱うスペシャリストだ。居酒屋業態の「赤い鳥」や「焼鳥とりしげ」など多彩なジャンルの飲食店を展開することでも知られており、今回オープンする「鳥しげ」は名古屋コーチンを使ったラーメンを提供する新業態店舗となる。

金 鳥そば「塩」(880円)


【写真を見る】看板メニューの金 鳥そば「塩」(880円)


スープに使う名古屋コーチンは、通常1~2日の熟成期間から更に7日間以上熟成。こうしてできた“完熟鶏”でダシをとることで、鶏の旨味とコクを最大限に引き出している。中太のストレート麺との相性も抜群で、鶏の風味がしっかりと絡み付く。ムネは塩、モモは醤油で味付けされている2種類の鶏チャーシューも、弾力があり絶品だ。また、三重県産のアオサノリがトッピングし放題のほか、ラーメンと一緒に付く鶏節やワサビ、すだちで味変できるの楽しい。

和え 鳥そば「汁なし」(980円)


さっぱりとした味わいの、和え 鳥そば「汁なし」(980円)


さっぱりとした塩ダレに麺を絡めて食べる和えそばは、最上級の塩やきそばを食べているような味わい。名古屋コーチンの低温調理そぼろや白ネギ、レッドオニオン、小松菜、油あげ、ニンジン、塩漬け味玉と、7種類のトッピングがのっていてボリューム満点の一品だ。卓上の橙酢をかけると、さっぱり味から一変してまろやかな味わいになるのでチェックしよう。

ほかにも、鳥ごぼう御飯(350円)、コーチン卵かけ御飯(350円)、ふわふわ天使の唐揚げ(480円)、名古屋コーチンの糀プリン(500円)など、多彩な一品メニューも充実。ビールやワインなどの酒類もそろうので、食事利用はもちろん、仕事帰りの一杯にも持ってこいの店だ。【東海ウォーカー/伊藤甲介】

伊藤甲介

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