キャナルシティ博多近くにある「博多水たき 濱田屋 本店」。水炊きの名店で修行した店主が「気軽に水炊きを味わって欲しい」との思いで2012年に店屋町店、2017年に本店をオープン。スタイリッシュな和モダン空間で楽しむ水炊きは、女性や若い方からも支持を集める。
店の代名詞にもなる水炊きは、スープと鶏にこだわりを持つ。生後90日の赤鶏を使用することで、臭みがなく鶏本来の旨味を存分に味わえる。スープには新鮮な鶏ガラを贅沢に使用し、短時間で一気に炊き上げることでコクがありながらもあっさりとした味わいが楽しめる。
お昼から水炊きを味わえるのも濱田屋の特徴だ。コース(3780円)、セット(2300円+税)のほかに、ランチ限定の「水炊き御膳」(1680円+税)が人気。自慢のスープを味わってもらえるよう、野菜を入れる前のものが別皿にとってある。デザートまでついてこの価格はお値打ちだ。
店内には少人数から50名まで利用できるテーブル席をはじめ、テーブルの個室、掘りごたつの個室など人数や利用シーンに合わせて選べる席を各種用意する。水炊きは仲居が各テーブルについて鍋のお世話をしてくれるので、心置きなく食事を楽しむことができる。
【九州ウォーカー編集部/文=山本佳世、撮影=菅祐介】
九州ウォーカー編集部