2017年4月にオープンした「博多 ふぐちゃん亭」(福岡市中央区)は、今までにないフグ料理を専門に扱う気鋭の新屋台。人気屋台が軒を連ねる天神エリアで営業する。
魚種を使い分け、絶品フグ料理を作る
店を切り盛りするのは大将の長 達也さん。水産業者を営んでいた経験や人脈を生かし、福岡や山口・下関の市場から鮮度抜群のフグを4種類仕入れる。メニューは「ふぐ天うどん」(650円)や「ふぐのあぶり焼き」(400円)、「ふぐ雑炊」(650円)、「ふぐから揚げ」(450円)など実に多彩。
「身がふっくらとしたトラフグは唐揚げに、シロサバフグは天ぷらにするなど、料理ごとに適した魚種を使い分け、素材のよさを生かすようにしています」と語る。
メニューは、400円からとリーズナブルなのも魅力。地元客はもちろん、アメリカや台湾などから外国人観光客が訪れることも多い。
さらに、ヒレを軽く炙り、香り豊かに仕上げた「ひれ酒」(500円)をはじめ、女性向けにと「レモンハイ」(450円)、「カルピスハイ」(250円)など、ドリンクも充実する。
肩肘張らない気軽な雰囲気で、おいしいフグ料理を満喫しよう。
[博多 ふぐちゃん亭]福岡県福岡市中央区天神2 福岡銀行 本店西側 / 090-3415-5441 / 18:30~翌1:00 / 不定休
【九州ウォーカー編集部/取材・文=久保田学(J.9)、撮影=恵良範章】
久保田学