【大阪】ウラなんばの行列ラーメン店!「麺屋 丈六」の高井田系中華そば

関西ウォーカー

ラーメンWalkerグランプリ2017年殿堂店の「麺屋 丈六」は“ウラなんば”と呼ばれる今注目のグルメエリアにあるラーメン店。土地柄、有名人のファンも多く、各種雑誌やテレビで取り上げられることもしばしば。名物は色の濃い醤油スープが特徴の大阪のご当地麺・高井田ラーメンをアレンジした中華そば。平日は地元客が多いが、週末には観光客や遠方のラーメンファンがこのラーメンを求めたくさん訪れる。鶏ガラベースのスープはクオリティが高く、コクがあり深みを感じさせると好評だ。また、店主の丈六さんは、今でも年間300杯ほどを食べ歩く、根っからのラーメンファンで、お客の気持ちがよくわかる。そのため、メインの3種の定番ラーメンのほかに、常時2種ほどの限定麺や、それ以外にも裏メニューを2種ほど用意。毎月第1日曜朝7時からのおはようラーメンもファンを喜ばせるための独自イベントだ。体力的にも大変そうなのに、「ボクも結構楽しんでいるんですよ」と店主の丈六さん。「早く引退して、故郷の和歌山でひっそりラーメン店をやりたい」と言いながらも昨年からは、ラーメンイベントにも積極的に参加。まだまだ、関西のラーメンファンの心をくすぐり続けそうだ。<※情報はラーメンウォーカー関西2018(2017年10月6日発売号)より>

難波の路地裏で味わう大阪スタイルの中華そば


「中華そば(東大阪高井田風)」(650円)/麺屋 丈六


「中華そば(東大阪高井田風)」(650円)。大阪のご当地麺、高井田系の中華そばをアレンジ。中太麺や黒くて濃い醤油スープ、ザクッと切った青ネギなど、高井田系をしっかりリスペクト。調理のクオリティを上げることで、本家の雰囲気を持ちつつ素晴らしい一杯に昇華させた。

■ラーメンデータ<麺>中太・角・ストレート/製麺所:自家製麺・150g<スープ>タレ=醤油 仕上油=鶏油/濃度:こってり○○●○○あっさり/種類:鶏ガラ、丸鶏

たまり醤油をベースにみりんなどで味を調整した醤油ダレ/麺屋 丈六


たまり醤油をベースにみりんなどで味を調整した醤油ダレ。

スープは鶏ガラを低温で約8時間/麺屋 丈六


スープは鶏ガラを低温で約8時間。豚骨も少し加えている。

中太麺は、麺がスープを吸うよう水分を低めにしている/麺屋 丈六


中太麺は、麺がスープを吸うよう水分を低めにしている。

<百麺人も太鼓判!>

「鶏ベースの濃い醤油味で、“高井田系中華そば”にインスパイアされているが、低加水麺に変えるなど、独自性もある」(山本剛志)

「つねに新たな一手を打つ人気店。年々行列が延びているが、それでも並ぶのは中華そばのおいしさと、親しみやすい店主の魅力に尽きる」(横山太一)

「多彩な限定麺でファンを喜ばせるサービス精神は丈六ならでは。イベントへの積極参加など、ラーメン界への貢献も大きい」(高田 強)

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【写真を見る】「秋刀魚醤油」(700円)/麺屋 丈六


「秋刀魚醤油」(700円)は鶏ガラと魚介のダブルスープが特徴。透明感のある味わいの中にサンマのコクが生きる。

カウンターのみの店内の壁にはサイン色紙がびっしり/麺屋 丈六


有名人のファンが多いため、カウンターのみの店内の壁にはサイン色紙がびっしり。

難波の路地裏ながら営業時間中はほぼ行列状態/麺屋 丈六


難波の路地裏ながら営業時間中はほぼ行列状態。

店主の丈六達司さん/麺屋 丈六


ラーメン愛あふれる名物店主の丈六達司さんは有名店で修業後、2008年大阪・天保山で「中華そば 〇丈」を独立開業。2010年難波に移転し、一躍注目を集める。2015年に心機一転、店名を改名。「麺屋 丈六」としてリスタートする。店主のキャラクターと難波という立地のよさから、芸人を中心とした有名人のファンも多い。「お客さんが喜んでくれるようこれからも頑張ります。いろんなラーメンを作りますので、ボクと一緒に『麺屋 丈六』を楽しんでください」と、店主の丈六達司さん。

■麺屋 丈六<住所:大阪市中央区難波千日前6-16 電話番号:06-6643-6633 時間:11:30~15:00(LO)、18:00~21:00(LO)、第1日曜のみ7:00~10:00、11:30~15:00 ※夜営業なし 休み:水曜 席数:8席(カウンターのみ) タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通アクセス:南海電鉄、地下鉄なんば駅より徒歩6分>【関西ウォーカー編集部】

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