2017年11月、福岡空港国内線ターミナルビル3階にオープンしたフードテーマパーク「ラーメン滑走路」(福岡市博多区)。
全店網羅の連載7杯目は、濃厚豚骨魚介のパイオニア「つじ田」を紹介する。
スープの重厚感、魚介の香り高さがいい。スダチや酢で味の変化も楽しもう
首都圏を中心に10店舗、海外2店舗を展開し、九州には初出店。粘度が高く、麺にねっとりと絡むつけ汁は、豚のゲンコツ、鶏ガラ、節系はじめ魚介、野菜を十数時間炊き込んだもの。ひと晩寝かせ熟成させることで、コクと重厚感をより引き出している。
冷水でしめ、しっかりとぬめりを取った「三河屋製麺」(東京)の中太麺にスダチが添えられ、つけ汁に搾ると柑橘の果汁でさっぱり味へと変化。具材で入る豚肩ロースチャーシューの旨さも申し分ない。
麺量は通常サイズ250gで、大盛り(375g)は+120円、特盛り(500g)は+200円。看板のつけ麺のほか、同じく濃厚豚骨魚介の「濃厚らーめん」(780円)もあり、「濃厚味玉らーめん」とチャーシューごはんのセット(1210円)も用意する。
[つじ田 福岡空港ラーメン滑走路店]福岡県福岡市博多区下臼井767-1 福岡空港国内線ターミナルビル3F / 092-292-6700 / 10:00〜21:45(LO21:00) / 年中無休
取材・文=上村敏行、撮影=戸高慶一郎
上村敏行