丼の上で肉がサンバを踊り出す!シュラスコラーメン登場

東京ウォーカー

2018年4月18日に東京・三軒茶屋にオープンした「麺GARAGE 肉ヲ見ル」。そのネーミングからも想像できるように、“肉”が主役のラーメンをウリにしている。しかもその肉は只者ではなかった。肉好きは必食の驚きのメニューとは!?

串に刺したシュラスコを客の目の前で切り分けてくれる!


ラーメンに合わせるインパクト抜群の肉こそが、ブラジルのバーベキュー料理・シュラスコ。実はこちらの店、三軒茶屋で2店舗を展開しているシュラスコ専門店「ブラジリアン食堂 BANCHO」が手掛けている。

そのためシュラスコは本格派。ポルコと呼ばれる豚バラを自家製ダレで味付けし、店内の専用機でカリカリになるまで焼き上げている。

また、その提供方法も楽しい。通常のラーメンには5枚の肉がのるが、最初から入っている煮豚1枚以外は、ラーメンをサーブしたあとに串に刺さった塊肉を店員が持ってきて、客の目の前で切り分けてくれるのだ。

丼にどっしりと鎮座するポルコは、こってりとした味わいでジューシー。肉質柔らかで舌の上で脂がとろけていく。

一番人気の「特濃混合魚介ラーメン」(800円)。パンチの効いた濃厚動物魚介スープとオーション(強力粉)100%の中太麺がよく絡む


【ラーメンデータ】<麺>中太/角/ストレート <スープ>タレ:醤油 仕上油:カツオ節油 種類:鶏ガラ・魚介(節系)

ポルコに負けないインパクトを放つ、超濃厚スープ&自家製麺


メニューは「特濃混合魚介ラーメン」(800円)と「特濃煮干ラーメン」(800円)が二枚看板。

共にスープのベースは動物魚介で、鶏・豚・牛と数種の野菜・果物を強火で炊き上げた動物系スープに、カツオ節、宗田節などから丁寧にダシをとった魚介スープを合わせている。その濃度を極限まで高めたのが「特濃混合スープ」、片口イワシやイリコなどの煮干しスープとブレンドしたのが「特濃煮干スープ」だ。

麺は店内で作る自家製。ラーメン用はオーション(強力粉)100%の中太ストレートで、ゴワゴワと力強い歯応えが特徴。濃厚スープに負けないインパクトを放っている。

こってりと濃厚で食べ応え十分。演出も楽しいシュラスコラーメンをぜひ味わってみて!【東京ウォーカー】

取材・文=河合哲治郎/撮影=岩堀和彦

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