【福岡のカフェ】久留米の文化サロンのような空間で読書にふける「琥珀亭」

九州ウォーカー

古本屋と見まごうほど、いたる所に積まれた本や雑誌の山。創業42年の「琥珀亭」は今でいうブックカフェの先駆けともいえる店だろう。

琥珀亭 / カルチャー誌の古いバックナンバーから話題の新刊までそろう。芥川賞作家も訪れるほど本とゆかりが深い


店主の石川滋孝(いしかわしげたか)さんは映画・音楽の知識はもちろんのこと、小説を書き、50代後半からは波乗りも始めたという趣味人。その人生を謳歌する達人を慕う若者も多い。店では12年間で110回も落語会を開き(2017年で終了)、毎年クラシックのコンサートも開催。土曜の夜はカルチャーについて自由に話す座談会も開くのでのぞいてみたい。

【写真を見る】琥珀亭 / 石川さんが焼く豆は酸味が少なく飲みやすい。コーヒーはサイフォンにお代わりが入った状態で提供される


琥珀亭 / 石川さんの手相占い(1000円)~は当たると評判。週末は混み合うので事前予約がおすすめ


[琥珀亭(コハクテイ)]福岡県久留米市津福本町62 / 0942-38-0570 / 13:00~20:00、土曜~21:00、日曜・連休最終日~19:00 / 火曜休み、不定休 / 32席 / コーヒー1杯500円~

九州ウォーカー編集部

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