約7年前に「ヴィーニ デル ボッテゴン」をオープンして以来、高岳エリアに新風を吹き込み続けるボッテゴングループ。2017年に総料理長の前田啓太さんが本店を離れ、立ち上げたのが「OTTAVO DEL BOTTEGON」(名古屋市東区)だ。当時から食通たちからの注目度は依然として高いまま。予約の取りづらい人気店に成長した。
シェフのテクニックが創り出す、自分好みの料理
同店の強みは、グループによる食材の仕入れと、それを生かす経験と技術を持つシェフがいること。それ故、店にはグランドメニューが存在しない。あるのは、その日に仕入れた食材のリストのみ。シェフと相談しながら食材を選び、好きな料理に仕立ててもらう、割烹に近いスタイルで旬の食材が味わえるのが特徴だ。また、味付けやポーションにも柔軟に対応してくれるので、食べたいものを好きなだけという贅沢が存分に堪能できる。そのうえ本店のスペシャリテまで楽しめるというのだから、予約が殺到するのも納得だ。
食材は、尾鷲港でその日に水揚げされた鮮魚や契約農家の有機野菜など、一級品ぞろい。またワインは常時150種類ほどそろえており、料理とのペアリングも楽しめる。
「OTTAVO DEL BOTTEGON」住所:愛知県名古屋市東区泉1-17-15 T.Yビル1F / 電話:052-212-7780 / 営業時間:11:30~15:00、18:00~24:00、金曜・土曜は11:30~15:00、18:00~翌1:00 / 休み:不定休 / 予算:昼3000円~、夜1万円~※予約がおすすめ
東海ウォーカー編集部