「徳川町 如水(じょすい)」(名古屋市東区)は、素材の旨味を引き出した塩ラーメンの代表格として、東海ではその名を知らない者はいないほどの名店。ラーメンWalkerグランプリで2年連続愛知・総合1位を受賞したことも。あっさりした味わいの塩ラーメンで数多くのファンを獲得し、やがてはその地位を不動のものにしていく。今回は、素材、スープ、麺など、全体のバランスを大切にする如水流の哲学が生み出した、極上の1杯の魅力に迫る。
これぞシンプルイズベスト!天然素材の旨味がギュッとつまった塩ラーメン
同店の看板メニューは、天然素材のエキスがたっぷり溶け出したスープに、キレのある味の沖縄県産天日塩を合わせた「塩ラーメン」(税込 750円)。雑味がなく透き通った味わいが特徴だ。トッピングはチャーシューにメンマといたってシンプル。
透き通ったスープに隠された旨さの秘密とは?
スープの旨さの秘密は、厳選されつくした素材にある。三河産赤鶏や鹿児島県産などのカツオ節、高知・土佐産のソウダ節、北海道産の昆布、富山県産の煮干しといった、良質な天然素材約30種類を使い、芳醇な旨味を形成している。
また、動物系の旨味は、純系名古屋コーチンの丸鶏を使用。天然素材にこだわったスープは、食材の旨味が凝縮され、雑味のないクリアな味わいになるのだとか。
如水流哲学をうけついだ店舗を多数展開!
現在は、徳川町の本店、愛知県北名古屋市にある2号店のほか、懐かしの中華そばが味わえる「ラーメン 大河」(名古屋市中村区)、味噌がメインの「力丸 名駅店」(名古屋市中村区)などの直営店を多数展開している。職人らが如水流哲学を守りつつ精進しているからだろう、どの店も高い評価を得ている。
■徳川町 如水(じょすい) / 住所:愛知県名古屋市東区徳川町201 日幸ビル / 電話:052-937-9228 / 時間:11:30〜14:30、18:00〜24:00 / 休み:火曜(祝日の場合営業)
東海ウォーカー編集部