沖縄でスピリチュアル体験!神秘の“洞窟カフェ”

東京ウォーカー(全国版)

長い時を経て鍾乳洞が崩壊してできた谷間に、自然豊かな森が広がる「ガンガラーの谷」。その入口にある洞窟、サキタリ洞は、道具と人骨化石が同時に出土した国内最古の遺跡。この歴史的発見があった場所を、大胆にもカフェとして開放している。

洞窟遺跡「サキタリ洞」の中にあるカフェ。1万8千年前の人類「港川人」の居住跡であった可能性があり、現在も発掘調査が進められている


無数の鍾乳石が垂れ下がる洞窟内に入ると、少しひんやりした空気に包まれ、下界の暑さをしばし忘れられる。

メニューは「ハイビスカスソーダ」(370円)や「35アイスクリーム」(330円~)などを展開。他では味わえない、神秘的なカフェタイムを過ごせる。

カフェの先には、東京ドームとほぼ同じ広さを誇る谷が広がり、予約制のガイドツアー(2200円)に参加した人だけが足を踏み入れられる。

全長約1kmのコースには、数百年前から信仰されてきた洞窟や、古代人の居住跡など見どころ満載。50分ほど歩くと、森の守り神と呼ばれる巨大ガジュマルに出会える。

【写真を見る】全長20mの大主(ウフシュ)ガジュマル。樹齢150年を誇る森の守り神は、ガンガラーの谷に広がる森の奥深くにたたずむ


ツアー所要時間は約1時間20分で、毎日4回開催。空きがあれば当日参加も可能なので、お茶のついでに神秘の森でリラックスしてみては?【東京ウォーカー】

※記事の内容は、ウォーカームック「旅ウォーカー夏」から一部抜粋、再構成したものです

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