福岡市の東側に位置し、ベッドタウンとして近年住宅数が増加している須恵町。散策が気持ちいい公園やカフェなど、穏やかな休日を過ごすのにぴったりの町だ。
まずは、季節の味を求めて「アップルパイの天野」へ。リンゴの旬の時期に合わせ、10月から3月まで期間限定でオープンする。名物のアップルパイはシャキシャキとした食感のフレッシュなリンゴを厳選。約2個分のリンゴがぎっしり詰まっている。
アップルパイ片手に訪れたいのが、若杉山麓に広がる「皿山公園」。自然豊かな園内には遊歩道が整備されている。福岡市や博多湾を一望できる岳城山展望台までは歩いて片道50分程度なので、ハイキングコースとしてファミリーにも人気。
紅葉を楽しみたいなら「左谷山建正寺(さたにやまけんしょうじ)」がおすすめ。最澄作と伝わる十一面観音立像が御本尊で、12月上旬までは境内のモミジなどが色づく。
続いて隠れ家的店舗を2軒を紹介。住宅街にひっそりと建つ、売り場面積2坪ほどの小さなスペースの店「コーネル」。ライ麦や全粒粉をブレンドした風味重視のパンの他、店主が描いた絵皿や布小物も販売している。
城山団地の最奥、行き止まりにポツンとたたずむ穴場カフェ「小さなカフェ つき」。土間をしつらえた昔ながらの和風の建物を使い、のどかな時間が流れる。庭には四季を通じて、季節の花々が咲き、都会の喧騒を忘れさせてくれる。
のんびりした一日を過ごしたくなったら、須恵町に出かけてみよう。【福岡ウォーカー/PR】