「ポッター平井の激推しアイドル!番外編」最強のアイドル「みるきー」が華麗に復活! 渡辺美優紀1st LIVE大阪公演レポート

関西ウォーカー

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2016年8月9日、NMB48劇場で渡辺美優紀の卒業公演が行われた。その後、彼女が芸能界で活動を続けるのか不明だったため、私はレポート記事の最後にこう記した。<あの屈託のない笑顔で「ただいま~!」と、再び私たちの前に現れる日が来ることを願ってやまない。https://news.walkerplus.com/article/84711/>

あれから2年。2018年9月19日、彼女は自身の25歳の誕生日にZepp Tokyoで行われた単独ライブ「渡辺美優紀 1st LIVE TOUR 2018~Milky Landだよね~」で、あの屈託のない笑顔で「ただいま~!」と、再び私たちの前に現れた。そして、同ツアーの大阪公演をなんばHatchで9月21日に開催。みるきーの復帰を待ちわびた1800人のファンが集結した。

なんばHatchで単独ライブを行った渡辺美優紀


ライブはアニメーション映像からスタート。「むかしむかし、夢の国<Namba Land>に、一人の女の子、渡辺美優紀が誕生しました。それはそれはかわいい女の子で、みんなから“みるきー”と呼ばれ、愛されました。そしてみるきーは、美しい釣り師に成長しました(→場内爆笑)。Namba Landだけでなく、Akiba Landや、Sakae Landでも釣り師として、みんなを喜ばせました。みるきーはみんなに愛され、世界は笑顔で溢れていました。しかし、釣りに疲れたみるきーは、お休みをすることにしました。(中略)長い夢から目覚めた時、みるきーは、お姫様になっていました。お姫様になっても釣り師の才能はなくなるどころか、更に磨かれ、秋元康さん、つんく♂さん、水野良樹さん、岸田勇気さんと、大物ばかりを釣ったみるきーは(→場内爆笑)、みんなで一緒に<Milky Land>を作りました。めでたしめでたし、おしまい(→場内拍手)…ではありません!釣り師のお姫様の更なる冒険の旅、ここに集まった、釣られた皆さんとともに、新しい一歩が今、始まります!」

Milky Landのお城から、ピンクのドレスに身を包んだお姫様が登場すると、場内からは大歓声!1曲目は『Milky Land』。♪大変お待たせしました 今日は第二の誕生日 新しい私のストーリー ここから始まってゆく♪という歌詞で始まるこの曲には、現在の彼女の心情が綴られており、「初めて聴いた時、こみ上げてくるものがあって、泣きました」(ニコニコ生放送「渡辺美優紀のMilky FM」9月14日放送)と語っていた。超満員の会場全体を見渡すように視線を送り、ステージに立つ喜びを噛みしめながら、笑顔で歌うみるきー。

続いて、女性バックダンサー4人を従えて、『WINTER LOVE~私のYeah Yeah~』を披露。楽曲を提供したのは、つんく♂。モーニング娘。が大好きな彼女にとっては、最高の“復帰祝い”になったに違いない。『りんご麗し 実りの季節』も、元チャットモンチーの高橋久美子が作詞、いきものがかりの水野良樹が作曲を手掛けた、どこか懐かしさが漂う歌謡曲テイストのナンバー。そして「AKB48グループ じゃんけん大会 2014」で優勝し、自らの手で勝ち取ったソロデビュー曲『やさしくするよりキスをして』のイントロに乗せて、「大阪の皆さん、ただいま~!今日は最高に楽しみましょうね~!」と煽ると、ステージの上手と下手に設置された、お立ち台から投げキッス!女性ファンの「キャーッ!」という悲鳴のような声援がこだました。

ダンサーを従えてパフォーマンス


みるきーがステージからハケた後、小学生(高学年)と思われる少女と少年が、淡い恋を演じる芝居が展開され、白いワンピースに着替えた彼女が登場。『アシンメトリー』をせつなく歌い上げ、『乙女心キャンディ』では、間奏でキャンディを投げ入れるサービスも。

そして、NMB48時代、上西恵・吉田朱里と3人でパフォーマンスしていた『ジッパー』をソロで披露。曲中でメンバー同士が衣装の背中のジッパーを下ろし合って脱ぎ捨てる、セクシーな演出が大人気のこの曲。その見せ場を一人でどうするのか?みるきーが指差した男性ファンをダンサー2人がステージに上げ、ソファーに座らせて耳打ち。すると、みるきーがその男性の隣に座り、背中のジッパーを下ろしてもらうという衝撃の演出!大役を終えた男性はその後、ダンサー2人によって舞台袖に連行されていった(笑)。

「ジッパー」を披露


「ジッパー」のセクシーな衣装


ダンスナンバー2曲『Perfect Girl』、『Myself』をクールかつ、セクシーに魅せると、「少しセンチメンタルな青春ソング」(つんく♂公式コメントより)『夕暮れセンチメンタル』を、情感を込めて歌唱した。

しなやかなダンスで魅了!


ここでようやく初めてのMCコーナー。水を飲みながら手を振る姿も、ザ・アイドルだ。「たくさんの方のご協力があって、今日のライブを迎えることが出来ました。ありがとうございます!」と、楽曲提供の作家陣の皆様に御礼を述べ、「そして何より、こうして応援して下さる皆様に今日会えて、すごく嬉しいです。皆様の支えが、本当に私にとって大きな存在です。ありがとうございます!」と、ファンへの感謝を伝えると、大きな拍手が送られた。

「そんな皆様に元気を届けたいなという気持ちを込めて、この曲を歌わせて下さい。一緒に最後まで盛り上がりましょう!」と、『あの日の空と、私の未来』をスタンドマイクでパフォーマンス。モニター画面には、♪君を笑顔にする ヒーローになりたい♪などと、みるきーの手書きの歌詞テロップが映し出され、エモさを増幅させた。

歌い終わったMilky Landのお姫様はお城へ戻り、本編は終了。

「あの日の空と、私の未来」を披露


みるきーコールに導かれ、アンコール1曲目は、彼女の代名詞とも言える『わるきー』。頭には角、お尻には尻尾が生えた小悪魔コスチュームで、コケティッシュな魅力をふりまいた。

「わるきー」を披露


2回目のMCでは、サプライズでバースデーケーキが登場!「東京公演でもお祝いしてもらったので、2回目です(笑)。大阪の皆さんにもお祝いしてもらえて、本当に嬉しいです!一緒に楽しい1年にしましょう。あとでケーキ食べま~す。」と、茶目っ気たっぷりに笑った。

「次が本当に最後の曲なんですよ。もう1回あの曲を歌ってもいいですか~!?」と煽って、『Milky Land』へ。ライブ冒頭ではソロでダンスなしのパフォーマンスだったが、今度はダンサー4人とのダンスも披露し、最高潮の盛り上がりを見せた。

最後に、東京公演で発表されたクリスマスプレミアムライブの開催を改めて告知し、「また大阪の皆さんに絶対に会いに来ます!」と約束。誰もを虜にする、みるきースマイルでステージを後にした。

みるきースマイル全開!


今回のツアーでは、NMB48を卒業してから現在まで、どのように過ごしてきたのかを自ら赤裸々に綴った本『二年間』(48ページ)が、来場者全員にプレゼントされた。

その本には、こんな一節がある。「踏み出すことに遅いなんてことはない。踏み出した時がいつだってベストタイミングなんだと思う。」

渡辺美優紀は、ソロアイドルとして新たな一歩を踏み出した。25歳。普通に考えると、あまりにも遅い。だが彼女は、規格外のポテンシャルを備えた最高で最強のアイドル「みるきー」なのだ。常識は通用しない。

釣り師のお姫様は、♪君のハートをギュッと掴んで離さない♪(『Milky Land』歌詞より)。

オープンしたばかりの夢の国、「Milky Land」へようこそ!

「渡辺美優紀 Christmas Premium Live 2018」<12月25日(火) 会場:東京・STUDIO COAST 開場:18:00 開演:19:00>

<ポッター平井・プロフィール>

構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドル・サポーター。

ポッター平井

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