いつもの私じゃないから、見逃がさないで！ 仲 里依紗が火9ドラマ「10の秘密」への意気込みを語る

1月期の火9ドラマ、向井 理主演の『10の秘密』(カンテレ・フジテレビ系)に、仲 里依紗が出演する。

物語は、向井が演じる主人公・白河圭太の娘の誘拐に端を発し、さまざまな登場人物たちの秘密が絡み合い、事件が巻き起こっていくという、オリジナル脚本の本格サスペンス。

仲の役は、圭太の家の近所に住む保育士・石川菜七子。圭太とは母親同士が友人の幼なじみで、面倒見がよく、保育園で父母からの評判も良い。が、彼女もまた、ある秘密を抱えていて…。秘密のベールに包まれた人間の欲望が次々と暴かれていく、スリリングな謎解きと、先の読めない展開がおもしろいドラマだ。

SNSでも注目され、男女問わず人気が高い仲は、サバサバしていて、とてもキュート。自分の意見を持ち、はっきりした受け答えも気持ちがいい。そんな彼女の目標はホラー作品に出演すること。これまで一度も出たことがなく「きゃあ～！」と叫んでみたいとか。仲の役のイメージは、どちらかと言えば「きゃあ～！」と叫ぶ女子を守って戦う系だと…。

予定調和で安定路線のドラマより、毛色の違う個性的な作品の方が仲の魅力をより一層輝かせる。「ワクワクする作品」と、仲がドラマのおもしろさと意気込みを語ってくれた。

【物語】

建築確認検査員の白河圭太(向井)は、14歳の娘と二人暮らしのシングルファーザー。妻で大手建設会社の顧問弁護士を務める由貴子(仲間由紀恵)が、「仕事に専念したい」と出て行って以来、自分を犠牲に娘のことだけを考えて生活してきた圭太。ある日「娘を預かった。命が惜しければ、元妻を探せ」と脅迫電話が。娘を取り戻すために必死で走り回る圭太だが、元妻も少し前に姿を消していた。ところが、娘の奪還はこのドラマの序章に過ぎなかった…。

　

【脚本を読んだ感想】

誰が本当のことを言ってるのか、みんなが怪しくて、視聴者の人も、ちょっと怖くなるんじゃないかな。みんな嘘をついているの？ どれが本当なの？ と。私的には、すごくワクワクする作品ですね。うまく進んでいかないのがいい感じで、楽しいです。

【楽しい理由をくわしく】

ドラマの主人公は、キレイにできてるなっていつも思うんです。そんないい人いるわけないじゃんって。正義は絶対勝つ！　みたいな作品が多いけど、今回はそうじゃない。登場人物のいろいろな背景もおもしろさの一つだし、人に言えない何かって、絶対みんな持ってると思う。ちょっと変わったタイプの作品なので楽しいですね。

【菜七子役について】

ちょっとサッパリした性格で明るくて、ボーイッシュな役。そういうところは私と共通点はありますけど、空手はしたことないし、あんな秘密もないし(笑)。でも、私のイメージはパワフルで元気で、けっこうズバッと言うみたいな役。だから「きゃあ～！」と叫ぶ役が来ないんですよね。

　

【私のココを見て】

私のドラマを見てくださってる方は、キャラクター的にやったことがあるような役なので、最初はいつもの仲 里依紗のように思われるかもしれませんが、違うので。後半変わって来るから、皆さんドラマの最初で脱落しないで最後までちゃんと見届けてくださいね。お願いします！ 頑張るので！！

【ドラマの楽しみ方】

1話完結ではなく、つなげて見て楽しむドラマなので、絶対に第1話から見てほしいです！ 次、どうなるの？ という終わり方なので、見逃がさないようにしてください。もし見逃がしたら、動画配信で追いかけて(笑)。次が早く見たくなりますね、このドラマは。だから、1週間待つのが楽しみになると思いますよ。

プロフィール/なか りいさ●1989年、長崎県生まれ。10年に映画「時をかける少女｣などで第34回日本アカデミー賞新人俳優賞ほか映画賞を数多く受賞して以降、映画やドラマで活躍中。CMにも数多く出演している。また、元気でおしゃれ、楽しさあふれるインスタグラムも人気で、夫と息子との仲むつまじい家族の様子も届けている　

　

TV「10の秘密」1月14日(火)放送スタート※初回20分拡大

放送日時：毎週火曜21時～21時54分　脚本：後藤法子　演出・プロデューサー：三宅喜重 ほか　出演：向井 理、仲間由紀恵、仲 里依紗、松村北斗(SixTONES/ジャニーズJr.)、佐野史郎、名取裕子、渡部篤郎ほか

高橋晴代・はーこ