日韓で活躍しているKENTA(ケンタ)とSANGGYUN(サンギュン)によるデュオが、約3年ぶりの来日イベント「Dear my friend -夕暮れの交差点で君と会う-」を開催。このイベントに先駆けて写真集『28』も発売し、空白期間を乗り越えて更に絆を深めた2人の第2章が幕を開けた。今回、来日中の2人にインタビューを敢行。イベントで改めて感じたファンの愛や写真集のお気に入りカットなどについて、たっぷり語ってもらった。
もらい泣きしちゃうので僕は見ないようにしてました(笑)
――今回のイベントタイトル「Dear my friend -夕暮れの交差点で君と会う-」には、どんな意味が込められているのでしょうか?
KENTA:
今回は僕たちが0から作り上げた、そんなコンサートでした。僕たちのファンの名前である“チャックン”には「相棒」という意味があるので、待っていてくれたファンのみなさんに向けたプレゼントになるようなイベントになったらいいな、という思いを込めて「Dear my friend」。そしてKENTAとSANGGYUNの道が交わったところ、つまり“僕たちが一緒に活動してきた時間”を交差点に例えて、今後お互いがどういう道を歩んだとしても、この交差点に戻ってくればまた素敵な活動をスタートできるんじゃないか、という意味を込めて「夕暮れの交差点で君と会う」というサブタイトルを考えました。
――約3年ぶりの公演は、不安もありましたか?
SANGGYUN:
約3年間、公演などの活動をできていなかったので、コンディションが心配だった分、今まで以上に一生懸命準備したと思います。ファンのみなさんが忘れてしまっていた僕たちの姿をもう一度お見せして、コロナ前の気持ちをまた思い出してほしい、と考えながら準備しました。
KENTA:
元々歌手として活動してきて、3年間という空白期間を経て舞台に立ったので、「あぁ、こんなに落ちぶれちゃったんだ」っていう失望感を与えたくなかったんです。老いてるなとか、ダンスがしんどそうだなとか(笑)。だから普段以上に練習もしたし、ランニングして体力をつけて臨みました。
――実際にステージに立ってみて、いかがでしたか?
SANGGYUN:
やっと呼吸できたような感覚でしたし、とても居心地が良かったです。ファンのみなさんが写真集の特典会で「本当にありがとう」と言って泣いてくれたり、公演中も感動してくれているような姿を見ながら、こちらこそ本当にありがたい気持ちでした。公演ができて本当に良かったなと思います。
KENTA:
僕たちも待ちに待ったステージですし、その分、僕たち以上に待っていてくれたファンのみなさんの姿を見ることができて、素敵な時間を過ごせたなぁと思います。泣いてる方も多くて、もらい泣きしちゃうので僕は見ないようにしてました(笑)。