鎌倉 長谷寺(神奈川県鎌倉市)で、2025年10月10日(金)より10月13日(祝)の4日間、アート・音楽・食の体験型イベント「長谷寺NIGHT TABLE 2025」が開催される。期間中、17時までの通常拝観を終えた後、事前予約制(人数限定)にてライトアップされた境内の散策、庭園アーティスト石原和幸さんによるインスタレーション「花盆栽」の鑑賞、観音堂でのライブコンサート、そして、鎌倉・湘南ならではの味覚を集めたディナーなど、さまざまな体験を楽しむことができる。
なお、10月13日(祝)は「東アジア文化都市2025鎌倉市助成事業」として実施される。この記事では「長谷寺NIGHT TABLE 2025」について、担当者のインタビューも交えて紹介する。
「長谷寺NIGHT TABLE 2025」4つの見どころ
秋の夜長に一流のアートと音楽と食が一堂に会し、期間限定、各日60名限定の特別イベントが開催される「長谷寺 NIGHT TABLE 2025」。今年のコンセプトは、
観音山、夜の物語
。ここではその見どころを4つ紹介する。
①ライトアップされた深緑の境内を貸し切り散策
長谷寺では以前から紅葉や梅の時期に夜間ライトアップを実施しており、深緑の季節にぴったりな「緑のライトアップ」の実施も検討していたという。日没の時間が遅い深緑の季節では、夜間ライトアップの開催が難しかったが、今回「長谷寺NIGHT TABLE 2025」を開催することでついにそれが実現された。普段事の見ることのできない景色を、貸し切りで体験できる特別な機会となっている。
②庭園デザイナー石原和幸さんによる花盆栽のインスタレーション
世界で活躍する庭園デザイナー石原和幸さんが手がけ、長谷寺の名物にもなっている花盆栽のインスタレーションが今年1月に大幅リニューアル。こちらもライトアップで楽しむことができる。
石原和幸さんプロフィール
“緑の魔術師”とエリザベス女王から称えられた、日本を代表する庭園デザイナー。世界で最も権威のある「英国チェルシー・フラワー・ショー」で13個のゴールドメダルを受賞。ランドスケープデザインのほか、全国9都市の「みどりの大使」をつとめるなど、緑化プロデューサーとして、国内外で活躍している。