豚骨スープと一緒に炊いた煮干しのコクがクセになる
「山岡家」のセカンドブランドとして誕生した「極煮干し本舗」の札幌2号店。キモとなるのは「おだし」の本場・京都の老舗問屋から仕入れる、コクと旨味たっぷりの煮干しだ。店舗ではこれを使い、2種類のスープを仕込んでいる。
一番人気の「煮干し豚骨ラーメン」(730円)には、じっくり煮出した豚骨スープに、煮干しの粉末を合わせてさらに炊いたものを使用。ベースの豚骨スープは本家のパンチのあるものと違い、クセのないまろやかな味わいで、魚粉ともしっかりと融和。これにサバ節など魚介のエキスを凝縮したタレで味付け、煮干し油で仕上げる。豚骨の豊かなコクと、魚介のえぐ味・旨味の天秤が見事に釣り合った飽きの来ない一杯だ。
また、「えぐ味こそ正義!」という煮干し原理主義の人には、さらに煮干しを溶け込ませた「極濃煮干し豚骨ラーメン」(780円)を用意。煮干し本来の味わいをじっくり楽しむなら、煮干しと昆布で取った「淡麗煮干しスープ」を使った「煮干し中華そば」(680円)がおすすめだ。
■極煮干し本舗 すすきの店 住所:札幌市中央区南5西4 菊良ビル1F 電話:011-211-0838 時間:24時間営業 休み:なし 席数:32席 タバコ:禁煙 駐車場:なし
ラーメンWalker編集部