9月から放送開始した仮面ライダーシリーズの新作「仮面ライダーギーツ」(テレビ朝日系・毎週日曜午前9:00〜9:30)で、孤高のライバル・吾妻道長を好演している杢代和人(もくだい・かずと)。5話・6話では道長の過去や仮面ライダーを忌み嫌う理由が明らかになり、視聴者の共感を集めている。所属グループ「原因は自分にある。」(通称げんじぶ)の活動を一時制限しながら、仮面ライダーという歴史ある作品に挑む今の想いを聞いた。
仮面ライダーに対してちょっと運命的なものを感じていました
――「仮面ライダーギーツ」が放送開始して約1カ月経ちましたが、現場はどんな雰囲気ですか?
7月にクランクインして、キャスト同士も仲が良くなって打ち解けてきたので、もちろん緊張感はありつつも、肩の力を抜いてお芝居できるようになったと思います。
――実際に放送されたのを見てみて、いかがですか?
もちろん反省点はいろいろとありますけど、やっぱり何よりも先に「面白いな」って思いました。放送を見てから、小さい頃に憧れてマネしていたヒーローに自分がなったんだ、という実感が湧きました。
――周りの人からの反響も大きかったんじゃないでしょうか?
実は今まで、他の現場で「ライダー顔だね」「今までライダーやってないの?」と言われることが多かったので、共演してきた役者仲間から「やっぱりなったんだ!」っていう連絡を多くいただきました。それもあって、仮面ライダーに対してちょっと運命的なものを感じていた部分がありました。
――げんじぶのメンバーも、放送を見てくれているそうですね。
メンバーも仮面ライダー大好きなのですごく喜んでくれましたし、第1話の放送日がちょうどツアーの初日だったので、みんなで見ている動画が送られてきたんです。みんなでいるんだから大きい画面で一緒に見ればいいのに、各々のスマホで見てるっていう(笑)。すごくうれしかったです。吾妻道長含め、仮面ライダーバッファがカッコいいねと言ってくれました。