「仮面ライダーギーツ」でライバル好演の杢代和人にインタビュー！「自分の芯は曲げないところが吾妻道長の良さ」

この先、もっとアクロバットな演技に挑戦するかも！

――他のキャストの方との、現場でのエピソードはありますか？

男性のメインキャストはみんな仲が良くて、いつも一緒に話してます。仮面ライダーの現場で一番楽しいのは、キャスト同士でこの先の展開を妄想する話(笑)。僕たちもどうなるのかは知らないので、新しい台本をもらう度に「ちょっと俺の意見言ってもいい？」とみんなで考察が始まります。その中でも、ヒデ(簡秀吉)は「うーん…わかんない」っていうタイプなんですけどね(笑)。

――和気あいあいと撮影されているんですね。特に撮影が大変だったシーンはありますか？

6話でビーチフラッグスもどきのゲームをやるシーンがあるんですけど、その日があまりにも暴風だったんです。声も張らないといけないし、髪とかもヘアメイクさんが諦めるしかないレベルで(笑)。そこは本当に大変でした。

あとはやっぱり、アクションシーン。最初は難しかったですが、今ではアクション監督さんとも「どんどんアクションしたい」と話しています。ここだけの話、この先もっとアクロバットなシーンが見られるかも…？練習しているので、楽しみにしていてください！

――「仮面ライダーギーツ」の撮影を通して、叶えたい目標などはありますか？

1年を通して役に入り込む機会っていうのはなかなか無いですし、僕自身も初挑戦です。こうして挑戦できる場を頂いたからには、常に真剣に、一瞬でも集中力を切らしたくないなと思います。そして、1年間を通して全部をレベルアップさせて、1年後には人として成長していたいです。

――長い期間の撮影になるということで、何かルーティンみたいなものは作っていますか？

仮面ライダーはアフレコがあるので、のど飴を舐めてからアフレコに臨むようにしています。バッファは結構がなりながら「おい！」とか言うので、喉へのダメージも大きいですし、アフレコの前後には必ず舐めるようにしています。今までは体も使ってお芝居するのが当たり前だったので、声だけのお芝居が最初はすごく難しかったです。

あとは、撮影中にお昼ご飯を食べずにぶっ通しで撮影に臨むのもルーティンのひとつ。ヒデにもよく「食べなよ」って心配されるんですけど、満腹感で眠気がきたり、集中力が切れちゃったりするのが嫌なんです。なので休憩中とかに、少しずつ食べるようにしています。