肌に優しく地球にも優しいスキンケア製品やメイクアップ製品を提供する、化粧品メーカーのエトヴォス。肌に潤いを与えたり保湿効果を高めたりする天然由来の成分を使用した製品が、20代〜30代を中心に絶大な支持を得ている。そんな話題のブランドは、まもなく創立から16年目と人気のわりにはまだ若いブランド。今回は、ブランドを代表する「ミネラルUVシリーズ」の2023年モデルの特徴や、地球環境を守る取り組みについて、広報PR部の栗原蒼さんに話を伺った。コロナ禍における紫外線ケアの必要性や、シーンのなかで肌に優しい製品を求める消費者から一目置かれる存在となった、その理由にも迫る。
肌の悩みを解決する人気のミネラルUVシリーズ、2023年モデルは肌にも地球にも優しいアイテム
ーーまずは貴社がどのような会社なのか教えてください。
【栗原蒼】エトヴォスは、2007年5月に立ち上がり今年で16周年目を迎える、敏感肌に寄り添ったブランドです。ブランド立ち上げの経緯は、代表の尾川ひふみが大人ニキビに悩まされていた経験から、20代半ばにニキビの情報サイトを立ち上げたことがきっかけになっています。もともとは自分の備忘録として始めたブログでしたが、検索上位にランクインされるようになったんです。それで「同じ肌の悩みを持つ方がきっとほかにもいるのでは?」と、2004年にエトヴォスの前身である「アクネラボ」というブランドを立ち上げ、ビタミンC誘導体を高配合した化粧水をリリースしました。これが今の薬用 アクネVCローションⅠ(医薬部外品)の原型となっています。
ーーイメージとしては、今でいう美容インフルエンサーのような感じでしょうか?
【栗原蒼】そうですね。発売当初から口コミで、わっと広がり即完売しました。ただ、しばらくして、スキンケアだけでは足りないことに気づき、スキンケアとメイクの両立を考えたそうです。そこで、当時アメリカで流行っていたミネラルファンデーションを、日本人の肌色や質感に合うようにして日本でも販売したいと、エトヴォスを立ち上げ今にいたっています。
ーーシリーズの特徴やこだわりについても教えてください。
【栗原蒼】「ミネラルUVシリーズ」は、紫外線やブルーライトによる乾燥などの光ダメージから、気軽にケアできるシリーズです。「肌にも地球にも優しい」UVケアアイテムでして、シリーズ全体を通して「光と遊ぶ」というコンセプトで作られています。紫外線が強いシーズンでも外に出るのが億劫になることなく、アクティブに過ごしてほしいという願いが込められているので、パッケージも華やかで持ち運びたくなる元気いっぱいなデザインにしています。
【栗原蒼】あと、サンゴの白化ってご存知ですか?サンゴが環境ストレスにより、サンゴ自体の白い骨格が透けて見え、白くなる現象のことですが、この原因のひとつに、日焼け止めに使われている紫外線吸収剤があると考えられているそうです。そこでエトヴォスでは、地球にも優しいという観点から、紫外線散乱剤を使用しています。この紫外線散乱剤は、肌に優しいというメリットもあるんです。
【栗原蒼】シリーズには、フェイス用のルースタイプのパウダーとプレストタイプのパウダー、ボディパウダー、それと多機能美容液の4タイプをラインナップしています。
【栗原蒼】「ミネラルUVパウダー」は、紫外線吸収剤フリーとSPF50 PA++++を両立させたUVパウダーです。2012年に販売を開始し、2021年からピンクベージュとペールラベンダーの2色をラインナップしました。もうひとつの「ミネラルUVボディパウダー」は、夏場の汗ばんだ肌の気になるニオイを、イランイランの精油の香りでカバーしてくれます。そして、コンパクトに入ったプレストタイプのUVパウダー「ミネラルUVベール」は、カラーレスなのでファンデーションの仕上がりを損なうことなく何度でも重ねることができます。
【栗原蒼】そのほかにも、日中用の多機能美容液として「ミネラルUVアクアセラム」も同時に発売しました。こちらも紫外線やブルーライトをカットしてくれるアイテムですが、さらにPM2.5や花粉など目に見えない外的刺激による乾燥をケアしてくれる、アンチポリューション効果のあるアイテムになっています。