舞台「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役や「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stageの爆豪勝己役など、人気作品に多数出演している俳優の小林亮太が都内近郊のグルメバーガー店をナビゲートする連載企画。隔週(第2第4水曜)掲載で、食レポはもちろん、ハンバーガー好きの目線で取材したおいしさの秘密をお届けする。
東京・中目黒にある「バーガーファクトリー」の後編となる今回は、メロンパンを使った珍しいバーガーにトライする。
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パティの旨みをダイレクトに味わう「クラシックスタイル」
「バーガーファクトリー」では、どのバーガーでも+100円でメロンパンに変更が可能。そこで、「次の休みは家でプルドポークを作ろうと思っているんです!」と話すほど、最近の小林にとってお気に入りになっているプルドポークをサンドした「プルドポークチーズバーガー」(1950円)をメロンパンに変更してオーダーすることにした。
すると、「メロンパンとパティの相性を楽しむなら、レタス、トマトなしのクラシックスタイルもいいですよ」と、店主の川領平(かわ・りょうへい)さん。
「どっちがいいかは完全に好みですが、全然雰囲気が変わるので違いを楽しんでもらえると思います」という川さんの言葉に、小林はクラシックスタイルを試してみることに。「野菜抜きにしても金額はそのままのお店の方が多いと思うんですけど、100円引きにしてくれるのはやさしいですね」と、日頃からバーガーを食べ歩く小林らしいコメントも飛び出した。
こだわりは「伝わる人に伝わればいい」
バーガー作りの工程を見学する小林は、「パティと同じ鉄板の上でメロンパンを焼いているのが不思議(笑)」と、未知との遭遇にワクワクしている様子。
ちなみに「バーガーファクトリー」のバンズは板橋区にある創業60年のパン店「鈴木ベーカリー」製。全体のバランスを考え、大きさや焼き加減、甘味などを調整したオーダーをしているという。
「プルドポークもお店で仕込んでるんですか?」と尋ねる小林に、「そうですね。でも、素材一つひとつにこだわって…っていう匠みたいなことは、うちの店はアピールしなくていいと思っていて(笑)。伝わる人に伝わったらいいし、こだわりを知らなくても、うまいって思ってくれたらそれでいいんですよ」と、川さんは多くを語らない美学を覗かせていた。