ファッショナブルな女性用ゴルフウエアが続々と発売され、“ゴルコン”や“ゴルフバー”のキーワードで、何かと女性の間でも話題に上るゴルフ。今季は、国外ツアーで宮里藍さん、国内ツアーで諸見里しのぶさん、横峯さくらさんが注目されるなど、メディアにおいても“ゴルフ女子”は、熱い存在だ。
とはいえ、一般的な“ゴルフ女子”は、アスリートほどトレーニングに時間を割けないはず。これからは冬の寒さもあいまって、練習をサボってしまう懸念もある。そこで、ゴルフレッスンプロの金子智昭先生を直撃!トレーニングをサボりがちな“ゴルフ女子”でも、おうちでできる簡単なメニューを聞いてみた。
「これから教える5つのイメージトレーニングは、おうちでも簡単に“ゴルフの基本”を学べます」と金子先生。
1つ目は「きれいな構えで立つためのトレーニング」。いすから立ったり座ったりを、10回1セットで2〜3セット繰り返す。“ゴルフ女子”として、きれいな姿勢はマストな要素だ。
2つ目は「ゴルフクラブの扱いに慣れるトレーニング」。“布団たたき”を使って、スイングと同じフォームで枕やバッグをたたく動作だ。「垂直に置いた枕などを、パーンといい音が出るように“布団たたき”で軽くたたいて。20回〜30回、1〜2分程度やれば感覚がつかめます。強くやると、棒が折れる可能性があるのでご注意を」とのこと。
3つ目は「肩甲骨周辺の筋肉を柔軟かつ、強くするトレーニング」。10回1〜2セット、長めの棒を頭の上や顔の前で回転させる動作だ。ゴルフをしない人でも、これを行えば肩こり解消に効果的なのだとか。肩まわりがポカポカしてGOOD!
4つ目は「パターのパッティングや、アプローチの感覚を養うトレーニング」。壁にお尻をつけ、腕で作った三角形を崩さないように左右にスイング。何度もやってみて、慣れてきたらクラブを持って行うと効果的。小さなスペースで行えるから、狭い部屋にもぴったりの練習法だ。
そして最後は、「スイングの形の感覚を養うトレーニング」。少し重めのバッグを持って、連続で左右にスイングする。肩くらいの高さまでスイングし、往復10回、2セット繰り返す。美しいフォームに加えて、二の腕のシェイプにも役立ちそう!
これらのイメージトレーニングは、サボりがちな冬の“ゴルフ女子”にはもちろん、“明日コースに出るぞ”という時の直前対策としてもオススメ。ちなみに、冬にコースや打ちっぱなしに行く際の注意事項としては、「カラダが冷えやすい季節は、関節や筋肉を傷つける可能性があるので、ストレッチなど準備運動をしっかりしてからクラブを振りましょう。防寒性があって、ファッション性も高いゴルフウエアが最近は充実しているので、自分なりのゴルフスタイルを見つけて気軽に楽しんでください」とのこと。
金子先生が在籍する「オリムピック・スタッフ足利ゴルフコース」では、質問や声掛けにも気軽に応じてくれるそうなので、“おうちでのイメトレ”に飽きたら、次はゴルフ場で実際にイメトレを活用してみては? 【東京ウォーカー】