【ギャグ漫画】ただバカなのか、それとも家族愛なのか。「中学30年生ハセガワ」はツッコミどころ満載!

2021年4月30日 09:00更新

関西ウォーカー

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42歳のハセガワという男が、中学30年生として現役で学生生活を送るギャグ漫画「中学30年生ハセガワ」。元芸人で今は会社員のかたわら漫画を描いているワイルドモンキー(@wildmonkey39)さんが、Instagramやブログで配信している。おじさんが中学生という斬新な設定はもちろん、ハセガワが繰り出すオヤジギャグやボケが笑えると話題だ。ユニークなキャラクターが生まれた背景などを、ワイルドモンキーさんに聞いてみた。

42歳のおじさんが普通に学生生活を送ったら

ワイルドモンキーさんが漫画を描き始めたのは3年ほど前。4コマ漫画のPV数によって配当金がもらえる仕組みのサイトに、小遣い稼ぎのために投稿したのがきっかけだという。

「何がしたいねん」より


また、「中学30年生ハセガワ」は1、2年前に雑誌の漫画賞に応募した作品だそうで、「今の設定とは全く違い、もっとギャグに振り切っていてハセガワも汚いオヤジでした。結果は落選。で、そのまま記憶の彼方に追いやったんですが…漫画ブログを作る機会があって、単発の4コマじゃなくて続き物を描きたいなと。無理なく描ける自分と等身大のキャラクターを登場させたい、と考えていたら、私自身が42歳になっていて、自分が中学生になったらしんどいやろうなって思って誕生したのが『ハセガワ』。ただ、みなさんに好かれるように“イケメン”にするなど設定はかなり変えました。もとは本当に汚かったので(笑)。話の内容は、42歳のおじさんが、普通に中学校の行事をしたらどうなるやろ?と想像しながら決めています」。

「帽子の中は…」より


授業中に早弁して「シェフを呼んでください」と言ったり、タバコを吸ったり、30年前の教科書を使っていたり、頻繁に“オヤジ”を出してくる破天荒だけど憎めないハセガワに、「話が斜め上すぎる」「クセが強い」「ハセガワくんめちゃ好き」とハマる読者も多いようだ。

「僕、天内悠は思う」より


個性派揃いのキャラがハセガワを生かす

そんなハセガワのほかにも、ハセガワが好きすぎて奇行に走る同級生や、同じ教室で授業を受けるも常にハセガワに対してイライラしている実の娘・真由、普通かと思いきやぶっ飛んでいる妻・夕希子など、ハセガワに負けず劣らずの個性的なキャラクターにも注目したい。

「中学30年生ハセガワ」相関図


「基本的に、ハセガワが周りの人を振り回せばいいと思っています。42歳なら子供がいてもおかしくないし、父親がクラスメイトとか娘が嫌がるだろうな…と考えて真由が生まれました。1、2話では真由がハセガワの娘とは分からないのですが、親子だと確信できる3話の投稿時は読者もにぎわっていてうれしかったです。42歳×中学生という異色の組み合わせの中で、おもしろい掛け合いができそうなキャラクターを配置するようにしています」

「ヤバイやつかも…」より


また、読者からはアニメ化ではなく“ドラマ化”を希望する声も多いそうで、「ハセガワは誰が演じるのか?というコメントが結構あって、ある俳優さんの名前が出てきてかなりしっくりきました。今は、ハセガワはその俳優さんだと思って描いています(笑)」。

「中学30年生ハセガワ」のほかに、ギャグ漫画を多数投稿していて、「『ちゃんとわかっている反抗期』や『おそらく本当はチャラくない』のようなほのぼのとした話もありますが、ちょっとエロかったりゲスかったりする4コマ漫画もあってびっくりするかもしれません。いろいろなジャンルで楽しいと感じることを描いていこうと思いますので、これからも広い心で孫の成長のように見守ってください」と話す。

「ちゃんとわかっている反抗期3」


ブログでは現在、ハセガワが世界を救うために猛勉強しだす23話や、仕事のことで悩む同級生の父親をタバコや酒で励ます最新話の24話などを配信中。なぜか周りの人を魅了してしまうハセガワが、今後私たちをどんなオヤジギャグやボケで笑わせてくれるのか。「自分ももし中学生で、ハセガワが同級生だったら…」と妄想しながら読むのもおもしろそうだ。

「僕、天内悠は思う」1


取材・文=重藤歩美(関西ウォーカー編集部)

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