「“なんとなく飲む”のがやめられない」元アルコール依存症OLが漫画で描く退職後の日々

2021年7月27日 12:11更新

東京ウォーカー(全国版)

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にほんブログ村「コミックエッセイ」ランキングでTOP10に入るなど人気を博している、元アルコール依存症のアラサーOL・かどなしまるさん(「 お酒がないと××できません 」/ @marukadonashi )。新卒で入った会社で人間関係に悩み、「ダメだ」とわかっていながらも、お酒を飲んでから出勤するようになってしまったという。その体験記を新たに描き下ろしてもらったマンガをウォーカープラスで連載中。お酒をやめるために退職をしてから派遣バイトを始めた第12話の掲載に合わせ、当時の心境を振り返る。
※アルコール依存症は完治しない病と言われています。著者の個人的な見解で、一番ひどい状態にあった過去と区別するためにタイトルで「元アルコール依存症」と謳っていますが、著者自身も自分の依存症が完治したとは思っていません。

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ーー派遣の事務や、夜勤の肉体労働系の仕事はかどなしまるさんにとってどんな場所でしたか?

以前の職場にいたときは正社員が初めてだったということもあり、「自分の人生を提出している」感覚が拭えなかったんです。自分で選択できることが職場によって9割くらい制限されている、みたいな。小さな会社だったので一日の大半を同じメンバーで過ごし、これが何年続くんだ?と考えたときの閉塞感がたまらなく息苦しかったんですよね。派遣はそれこそ契約期間が絶対あるし、夜勤のバイトも同じメンツでは毎回なかったし、循環された環境が以前の職場とは違い、「出勤の怖さ」は薄らいでいきました。

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ーー派遣の事務仕事の帰りにお酒を飲んでしまった日はどのような感覚でしたか?

お酒に対しての感覚がバグっている、と焦りました。飲めるタイミングがあると気付いたらもう「あ、お酒飲もう」と、大した葛藤もなく手に取ってしまいました。酔いが少し醒めてだんだんシラフに戻ってきて、やっと後悔がじわじわ沸いてきます。仕事中でもお酒を見たら、頭の中で飲むルートを探してしまいましたね。「飲んだときの感覚にならないと落ち着かない!」って脳がずっと言い続けて『今昼休みであと30分ある…知り合いも周りにいない。私服だしコンビニで買って公園のトイレで飲んで…缶は途中に捨てるところあったな…飲めるじゃん飲もう』みたいな感じです。

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ーー彼氏と半同棲状態の妹・もるさんを見て寂しさを感じていましたが、かどなしまるさんは人生の中で「恋愛」に対してはどのような印象を持っていますか?

友達にも仲良し度があって、親友でもあくまでも「友達」の域ですが、恋人といったら“お互い唯一無二の存在”。まだ私の知らないポジションに収まる人物というのは、それはもう想像すると夢が広がりました。いつもとは違う脳内ホルモンを分泌してくれる「幸せの塊」。それが恋愛だというのが私の印象です。

取材協力:かどなしまる(「 お酒がないと××できません 」/ @marukadonashi )

※飲酒の際は、食物をとりながら、自身にとって適切な量をゆっくりとお楽しみください。自分で飲酒の量やタイミングをコントロールできず、お悩みの場合は、専門の医療機関を受診してください。
※20歳未満の飲酒は法律で禁じられています。

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