「追加料金払うので話しかけないで」会話が苦手な人なら思わずうなずく、美容院での“本音”を描いた漫画に共感

東京ウォーカー(全国版)

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コミュニケーションが苦手な“コミュ症”さんのあるあるエピソードを描いた漫画「コミュ症人間」シリーズをSNSに投稿しているジョセフ鶴屋( @yukkurishitette )さん。同作は「分かる」「自分にもそういうところがある」と読者の共感を呼び、4月にはpixivコミック月例賞の優秀賞を受賞するなど評価が高まっている作品だ。

【漫画】「コミュ症は美容院でこうなる」本編を読む画像提供:ジョセフ鶴屋 WEB漫画描く人(@yukkurishitette)

「コミュ症は美容院でこうなる」(2/2)画像提供:ジョセフ鶴屋 WEB漫画描く人(@yukkurishitette)

6月22日に公開された新作では、コミュニケーションが苦手な人が美容院で感じる“本音”を代弁する話が描かれた。カット中、美容師から「ご職業何されてるんですか?」と話題を振られる“コミュ症”の田村さん。何気ない話のはずが、田村さんが口にしたのは「追加料金払います…」の一言。カラーリングのオーダーかと思った美容師だが、田村さんは「追加料金払うので話しかけないでくださぁいー!!!」と絶叫。会話が苦手なので、逃げ場のないカット中はお金を払ってでも話を振られたくないという気持ちをコミカルに表したエピソードだ。

読者からは「店員さんとの会話はもはや地獄で話す話題が分からない」「コミュニケーションが苦手過ぎて、数年前からセルフカットしてます」といった共感の声が多数。一方、また、「寝たふりをする」という鉄板の対処法や、会話を避けるために手早く終わる10分カットを選ぶというコメントなど、少なくない人が美容院での会話に四苦八苦している様子がうかがえた。

分かる人にはとことん分かる、当たり障りのない会話の難しさ。とは言え、客との円滑なコミュニケーションを取ろうとする美容師側の心理も理解できるので、漫画のように面と向かって「話しかけないでください」ともなかなか言いづらいもの。美容院での会話は、“コミュ症”さんにとって重大な課題の1つのようだ。


取材協力:ジョセフ鶴屋(@yukkurishitette)

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