【漫画】からあげ&ビールにぴったりな音楽とは?飲食店の店内BGMを考える漫画が面白い
飲食店の店員さんとお客さんのやり取りに頬が緩むとSNSで人気のオリジナルマンガ『くちべた食堂』シリーズ。7月9日に公開された「行きつけの店で店員さんと店内BGMについて考える漫画」では、普段は何気なく聞き流しがちな飲食店のBGMについてのやり取りが描かれている。

からあげ&お酒=“ラジオ”!?意外と気になる店内BGM
同シリーズの作者は、webアクション『
チュンの恩返し
』や電撃ツイッターマガジン『
ガールズ&パンツァー"アバンティ! アンツィオ高校"
』の梵辛さん(
@sokusekimaou
)。現在も自身のTwitter上で新作を発表中だ。

行きつけのお店での食事中、店内に流れるCMソングが気になったお客さん。店員さんがBGMを選んだと思ったお客さんはタイトルを尋ねるものの、実は店内BGMはラジオの音楽番組をそのまま流しているのだと明かされる。

できればちゃんと自分でBGMを選びたいという店員さんの言葉に、お店にぴったりのBGMを考察しはじめるお客さん。「辛いラーメンをチャイニーズな曲で食べてみたり」「ナンとカレーはネパールな音楽」と、それぞれのお店のテイストやメニューから曲のイメージを連想したお客さんは、行きつけのお店の看板メニューである“とりのからあげ”に合う音楽とは何かという問いに行き当たる。

「からあげには『お酒類』…ビールとかをつけるはず!」「ビール…といえばドイツだっけ?ドイツの音楽??いや…」と思考の袋小路に迷い込んだお客さんだったが、それをかき消すように響いたのはラジオの野球中継。店内にいた他のお客さんも試合の動向でワッと盛り上がるのを見たお客さんと店員さんは、「スポーツ観戦!!」と、からあげとお酒の組み合わせにぴったりのBGMが何かを悟るという内容だ。

Twitterで公開された今回の漫画には8500件以上のいいねが寄せられ、読んだTwitterユーザーからは「店の雰囲気やこだわりがあると音楽もこだわりたくなりますよね」「ラーメン屋さんは野球中継のイメージ」「ラジオは聞き流すのに最適だし店内BGMとの相性が良いのかも」と、飲食店とマッチするBGMについて分析する声が寄せられた。
それぞれの店舗が持つ店内の雰囲気の中で食事の時間を過ごすのも、外食の魅力の1つ。お気に入りの店に足を運んだ際は、どんなBGMが流れているのか耳をすませてみると新たな発見があるかもしれない。
なお、同シリーズをまとめた同人誌『くちべた食堂』の新作第3巻も予約受付中とのことなので、気になった人はぜひチェックしてほしい。
画像提供:梵辛(@sokusekimaou)