柴犬あるある?我が道を行く柴犬・どんぐりと2匹の拾い猫のコミックエッセイがかわいくてためになる!

2021年7月21日 17:00更新

東京ウォーカー(全国版)

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ペットの柴犬・どんぐりとの日常を漫画にしている宮路ひまさん(@shibainu_donguri)。飼い主に従順な柴犬のイメージとは正反対の行動を起こすどんぐりの様子が、「かわいい!」「癒やされる」とSNSでも大人気に。

今回は宮路さんに、制作秘話やどんぐりと拾い猫のたんぽぽとすずらんについても聞いた。

成長日記から笑顔を与えるコミックエッセイへ

宮路さんは最初から漫画を描いていたわけではなく、どんぐりを迎えた6年前から「記録のために」と、ブログに写真やテキストを載せていた。きっかけは、先代の飼い犬が亡くなった時に、その記録をほとんど残していなかったこと後悔したからだそうだ。

「あらすじ」1。続きを読むときは画像をクリック!


ブログを続けていくうちに、思いつきでイラストを載せてみたところ反響が大きかったため、イラストを中心としたブログへと舵を切った。はじめは自分のために始めたブログだったが、徐々に「見ている人にも楽しんでもらいたい」という思いが芽生えてきたという。

「見る側が肩肘張らずに、リラックスして見られるものにしたいです。読んでいて疲れないものがいいなと思っています」と宮路さんは語る。

そのため、あまり情報量を詰め込まずにシンプルに、読みやすい文字の分量や大きさ、絵の色彩も意識しながら描いているのだという。作品をより多くの人に届けるために、ここ1年はInstagramやTwitterも活用している。

漫画の登場人物は、自由気ままなどんぐりに振り回される宮路さんとちょっと毒舌なお母さん、どんぐりに負けず劣らず自由なお父さん、拾い猫のたんぽぽとすずらん、そして動物を飼ったことのない宮路さんの旦那さんだ。

どんぐりの性格シリーズ「チワワじゃあるまいし」1。続きを読むときは画像をクリック!

どんぐりの性格シリーズ「犬の表情」1。続きを読むときは画像をクリック!


どんぐりたちの表情や行動だけでなく、時々つぶやかれるお母さんとお父さんの発言にも思わずクスリときてしまう。それも作品が愛される理由の1つだ。

どんぐりの性格シリーズ「柴、芝問わず」1。続きを読むときは画像をクリック!

どんぐりの性格シリーズ「怒りの方向性」1。続きを読むときは画像をクリック!


柴犬あるある?それともどんぐりだけ?

特に反響が大きかったのが、柴犬特有の“換毛ネタ”の漫画だという。柴犬は洋犬と異なり、四季のある日本固有の日本犬であるため、夏毛と冬毛とを使い分けている犬種。そのため、定期的に毛が生えかわる換毛期があるのだが、換毛の仕方も柴犬によっても異なる。

「柴犬を飼ってない人からするとびっくりされますし、柴犬を飼っている人からは共感もあるんですが、どんぐりの換毛の仕方が激しいので、比較されるコメントもありますね」

換毛期シリーズ「シーズン終了」1。続きを読むときは画像をクリック!

換毛期シリーズ「荒くれ」1。続きを読むときは画像をクリック!

換毛期シリーズ「内あわわ外ぴょわわ」1。続きを読むときは画像をクリック!

換毛期シリーズ「ミステリー」1。続きを読むときは画像をクリック!


宮路さんは、どんぐりが換毛を経ると、ほっそりとしたまったく別の犬に見えることから、「人間だったらクリーニング屋でこんなふうにやりとりするのだろうな」と考え、換毛期ネタをもとに創作漫画も描いたという。基本的にはコミックエッセイとして漫画を描いているため、実際にあったことをベースにしているのだが「そうしたオリジナルネタを挟むのも描いていて楽しい」と宮路さんは話す。

換毛期創作シリーズ「冬のころもがえ」1。続きを読むときは画像をクリック!

換毛期創作シリーズ「決意」1。続きを読むときは画像をクリック!

換毛期創作シリーズ「急いては事を仕損じる」1。続きを読むときは画像をクリック!

換毛期創作シリーズ「思ったよりも」1。続きを読むときは画像をクリック!


そんな宮路さんの愛犬であるどんぐりは、おっとりしていて細かいことを気にしない、おおらかな性格の女の子だ。漫画の中でのどんぐりは、「~なのね」という口調で話すところが特徴的。

「きっと、おまぬけな感じで話すんだろうなという妄想から考えたんです。それに、『なのね』というのは断定の意味もあると思うんです。どんぐりは自分に自信を持っている子なので、自分を肯定するイメージでもあります」

自己肯定感を感じられることにも驚きだが、どんぐりの行動を見ていると、なんとなくしっくりくる。人間として憧れを抱くほどだ。

「命を助けられるのか」。拾い猫のたんぽぽとすずらんも漫画に

最近のブログでは、数年前に保護して現在は宮路さんの実家で過ごしている猫のたんぽぽと、コロナ禍で保護した猫のすずらんの漫画を公開している。日常の1コマの記録としての意味合いもあるが、拾い猫の投稿が誰かの何かの役に立てばいいとも思い、描いているのだという。

「『命を助けられるのか』という不安で眠れない日が続いたこともあります。それと、すずらんの時は感染症を持っていて、どんぐりやたんぽぽへの二次感染が怖いなと思っていました。まさに闘いでした。今ではのびのびと元気に暮らしているので、それを見ると本当に良かったなあと思います」と当時を振り返った。

猫のたんぽぽシリーズ「出会い」1。続きを読むときは画像をクリック!

猫のたんぽぽシリーズ「当日中の勧め」1。続きを読むときは画像をクリック!

猫のたんぽぽシリーズ「犬猫の哺乳」1。続きを読むときは画像をクリック!

猫のたんぽぽシリーズ「嬉しかったはじめて」1。続きを読むときは画像をクリック!


ただ“動物が好き”なだけではどうにもできないこともある。動物を飼うときにはごはんや排せつ、病気といった、大変なことも多々ある。そのため、「あえて飼わないことで動物を守ってあげることもできる」という思いもあると宮路さんは話す。“動物を飼う”ということは、非常に覚悟が必要であることを作品を読んで改めて感じさせられた。

猫のすずらんシリーズ「寄生虫の卵が強すぎるエイリアンか?」1。続きを読むときは画像をクリック!

猫のすずらんシリーズ「見た目で判断しない方がいい事」1。続きを読むときは画像をクリック!

猫のすずらんシリーズ「柴犬と子猫それぞれにある理由」1。続きを読むときは画像をクリック!

猫のすずらんシリーズ「生まれて初めて見るおもちゃなるもの」1。続きを読むときは画像をクリック!


これからもマイペースすぎる3匹から目が離せない!

そんな宮路さんに、今後やってみたいことについても聞いてみた。柴犬だけではなく、猫についての書籍、迷子札やスマホケースと言った実用的なグッズを作ってみたいという。

そのほかにも、新たな漫画シリーズを考えているようだ。「どんぐりシリーズ以外の、これまでとは全く別の柴犬をモチーフにしたストーリー性のある創作漫画を描いてみたいです」と宮路さん。こちらは夏以降の公開を目途に、ブログやSNSで発信を予定。

ゴーイングマイウェイなどんぐりの漫画や、たんぽぽとすずらんの猫漫画に加え、新たなシリーズもほっこりさせられること間違いなし。

取材・文=織田繭

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