悶絶必至の“黒歴史”ブログ…でも「残しておいてよかった」 心境の変化を描く漫画に反響

2021年7月30日 19:00更新

東京ウォーカー(全国版)

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思春期に書いたブログ、当時は真剣に綴っていたのに今読み返すと赤面してしまう……そんな経験はあるだろうか?インターネットで誰もが発信できる時代だからこその、思い出したくもない「黒歴史」。その黒歴史に対する心境の変化を描いた漫画がTwitter上で話題だ。

漫画を投稿したのは福田ナオ( @fukku7010gmail1 )さん。少し前までは自身の小~中学時代のブログを見返すと、「独自の挨拶」「下手すぎるイラスト」「誰も見てないバトン」と、黒歴史のオンパレードに「恥ずかしい~~!!」と悶絶していたという。

だが最近は、「もう会えない友人との思い出」「今も好きな作品との出会い」「好きな子と遊びに行ったときの話」など、当時の出来事や心境を赤裸々に書いた日記に「消さずに残しておいてよかったわ」と思えるようになったのだとか。

【漫画】インターネット黒歴史、熟成していい思い出になるかも?画像提供:福田ナオ(@fukku7010gmail1)さん


投稿には1.2万件のいいねが寄せられ、コメント欄には「恥ずかしいですが、ライフログとなって忘れた頃に読むと原点回帰や当時の資料にもなるので、残してよかった」「勿体ないことしたなって今になって思う」と、共感の声も多数見られる。

恥ずかしい記憶だけど…今見返すと眩しい「無敵モードだったころの自分」


作者の福田ナオさんに話を聞くと、この漫画で描いたエピソードは実体験がもとになっているという。
「小学5年生のころにYahoo!ブログを開設して、そこから中学卒業くらいまではかなり頻繁に更新していました。内容は友達と遊んだ日記とか、友人たちと行っていたヘタクソなイラストコンテストとか、評論家ぶった作品の感想とかですね。ただ、高校からはかなり多忙になって更新が途絶えてしまいました。その後はブログは長い間放置していたんですが、26歳になった今、久々に見返す機会があり『あ、これ残しておいてよかったな……』と」

ブログと同時期に動画コンテンツもネット上に公開していたが、そちらは知り合いに発見され削除してしまったという。ブログは知人に掘り起こされずにきたことと、利用していたブログサービスの終了時に「残しておきたいから移行しよう」と作業をしたことで、今も当時の記録が手元に残っているのだそう。

自身の“黒歴史”は、何年経っても恥ずかしさがぬぐえないもの。そこで福田さんに、そうした記録を思い出として振り返られるようになったきっかけを聞いてみた。

「そもそも黒歴史であってもそうでなくても、過去を振り返るということに全然興味がなかったのですが……。最近は、『もうこの人とは一生会えないのか……』とか、『あのころには戻れないのか……』みたいな人生の不可逆性に気づいて、過去が恋しくなってきたと思います。そのうえ、数々の黒歴史は自己肯定感がマックスの無敵モードだったころの自分によって生み出されていたので、世界に打ちのめされて日々、心の弾力を失っていく今の自分にとって少しずつ眩しい存在になってきたんだと思います」

インターネットのコミュニケーションも時代は移り変わるけれど…画像提供:福田ナオ(@fukku7010gmail1)さん


本人でも覚えていないような、若き日の自身がインターネット上に残した記録。忘れたくなるほど恥ずかしい内容でも、年月を重ねた今改めて見返したら、また違った見え方になるかもしれない。


取材協力:福田ナオ(@fukku7010gmail1)さん

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