【猫漫画】大人気「ねこようかい」の西洋版「ねこもんすたー」もかわいさが炸裂していた!

関西ウォーカー

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“のっぺらぼう”や“ろくろくび”など、日本古来の妖怪を猫化させた4コマ漫画「ねこようかい」。目や鼻がなかったり、逆に目がたくさんあったり、空気のようにふわふわ浮いたりとその姿は不気味と感じてもいいのに、猫になった途端キュート!行動も猫の“あるある”ネタが詰め込まれて多くの猫好きから支持を集めている。そんな「ねこようかい」の西洋版「ねこもんすたー」が2021年4月から「まんがライフWIN」にて連載をスタートした。ミイラや悪魔、スフィンクスといった海外に起源を持つ不思議な生き物たちが猫化した世界を描いている。作者のぱんだにあさん(@pandania0)のインタビューと合わせ、「ねこもんすたー」について紹介する。

「すらいむ」。「猫は液体か?」という問いかけはイグ・ノーベル物理学賞も受賞したテーマ。確かに液体だ(c)pandania/竹書房


ちょっと不思議な生き物が共存する優しい世界、再び

幼少の頃から人ではない存在に興味があったというぱんだにあさん。妖怪をモチーフにした「ねこようかい」の執筆を続けていくうちに、モンスターや妖精も猫化させたらかわいいのではないか?と考えたのが「ねこもんすたー」なのだそう。

「連載は『ねこようかい』の編集担当の方が勧めてくださったのがきっかけで始まりました。本来の妖怪やモンスターは人を怖がらせたり、害を与える存在として語られることが多いですが、『ねこようかい』と同様、『ねこもんすたー』でも、ちょっと不思議な生き物と人が共存している日常を描けたらと思っています」

ギリシャ神話に登場する海の怪物「セイレーン」がモチーフ。美しい歌声で航海中の人を惑わせ、遭難や難破させると言われる(c)pandania/竹書房

第1話で登場する“あくま”や“せいれーん”を見ていると、「ねこようかい」よりも少し“悪い子”が多いような気もするが、描き分けているのだろうか?

「それは意識していませんでした。吸血鬼は血を吸うとか、セイレーンは歌で水夫を惑わせるというように、モンスターのほうが妖怪よりも何をする存在なのかがはっきりしていると私が解釈しているからかもしれません」

“悪い子”なのがよくわかるのは第3話の“あくま”。ぱんだにあさんは“あくま”のニヤリ顔がお気に入りなんだとか。「まんがライフWIN」で無料公開されているので、気になる人はぜひチェックしてみてほしい。

「ねこもんすたー」と「ねこようかい」が出会う日はくる?

「ねこようかい」の西洋版として登場した「ねこもんすたー」。となると、気になるのは「ねこようかい」と「ねこもんすたー」が会うことはあるのか、ということ。

「同じ世界ではありますが、会うことがあるのかはわかりません。でも、『ねこもんすたー』の“ゆきおとこ”と『ねこようかい』の“ゆきおんな”は元々近い場所に住んでいたような気がします。性格もちょっと似ているイメージです」とのこと。

雪深い山中に住むと言われるUMA(未確認動物)「ゆきおとこ」。夏の姿は「ねこようかい」の「ゆきおんな」に似ている!?(c)pandania/竹書房

今後の目標を聞くと、「まずはコミック化を目指して連載を頑張りたいと思っています。モンスターやUMAも大好きなので、今のところ元ネタにするモンスターには困っていないのですが、後々苦労する気はしています…。そこを乗り越えていけたらいいですね」と話してくれた。

連載が続いていったら「ねこようかい」と「ねこもんすたー」がダブルで登場する話も出てくるかも!?猫好きはもちろん、不思議な生き物好きな人にも注目してほしい。

取材・文=西連寺くらら

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