【漫画】就寝中に犬の鳴き声、実家の愛犬が別れを告げに…？ドジなワンコの不思議な話に「声を出して笑った」

遠く離れた場所で暮らす愛犬が、幻として自分のもとにやってきたのかと思いきや……。犬にまつわる不思議な体験談の漫画、その意外なオチが面白いとTwitter上で話題だ。

作者はGUNDAM.INFO「週刊ガンダムニュース」やHONKOWA「七海さんのおばけ生活」を連載中の作家・みつつぐ( @mitutugu )さん。みつつぐさんは自身のTwitter上で「人から聞いた不思議な話を漫画にしてみた」という漫画シリーズを定期的に発表しており、本作は7月に投稿された同シリーズの新作だ。

ある夜、犬の鳴き声に目を覚ますと枕元に知らない犬が…

漫画には、とある女性が自室で就寝中に体験したエピソードが描かれている。部屋の中から犬の鳴き声が聞こえたことで目を覚ました女性。一人暮らしで犬を飼っていない女性は、鳴き声の主が実家で暮らす愛犬のリンゴではないかと考える。老犬のリンゴが旅立ちの前に枕元に現れたのではないか……。朦朧とするなか、目を開けた女性が見たものは、リンゴとは別の、まったく見たことがない犬の姿。名前も知らないその犬は、女性の顔を見て「あっ違う…やばい…」という顔をした後すぐに姿を消したという。

その後、女性にも実家のリンゴにも何かが起きることはなく、部屋に現れた犬は単なる人違いをしただけ。愛犬との心温まる不思議な別れと思いきや、なんとも間の抜けた結末となっている。

本作の投稿には9400件以上のいいねがつき、読者からは「声を出して笑ってしまいました」「方向オンチなワンコ」「なんてドジっ子な…」と、ホラーのようで笑えるオチを楽しんだ声が寄せられていた。

作者のみつつぐさんに話を聞くと、今回のエピソードは学生時代の友人から聞いた話がもとになっているとのこと。話を聞いた当時は漫画にする発想はなく、「面白い話を聞かせてもらってうれしい」と思っていた話を今回漫画化したのだとか。

女性のもとに現れた犬はなぜ人違いをしてしまったのか、果たしてその後本来の行き先にたどり着けたのか。そんな想像力も膨らむ、なんとも不思議なお話だ。

取材協力：みつつぐ(@mitutugu)