【怖すぎ注意】「そっち行かないほうがいいよ」廃墟で出会った怪しい男は…?謎が謎を呼ぶリアルホラー漫画
読者から寄せられる実体験をもとに、ホラーから感動作まで幅広い作品をInstagramやブログに投稿している漫画家のババレオさん(@babareoyomeko)。
これまで
ウォーカープラスで紹介した際
には、ユーザーから「怖すぎて後ろを振り返った」「恐怖って、こういう意味なんだ」といったコメントが多く寄せられ、大きな反響を呼んだ。
そこで、ババレオ作品の魅力や創作秘話などを紹介する連載を2021年3月からスタート。今回は数あるババレオ作品の中から、心霊とは違う「人怖系」のホラーをお届けする。読めばジワジワと恐怖が押し寄せるこの作品の魅力を、作者であるババレオさんに語ってもらった。
ババレオさんも身震いした恐怖作品!「廃墟の男」
「廃墟めぐり」を趣味にしている男性が、とある廃墟で出会った謎の男。この男は、一体何者なのか?なぜ、「撮影した写真を全て消去してほしい」と言ったのか。そもそも“廃墟で誰かと出会う”こと自体が恐ろしいのだが…。

「このお話は、投稿者の方が無事だったから良かったのですが、一歩間違えればシャレにならないお話だと思います。『こんな話、描いていいものなのか』と迷いもしましたが、投稿者の方が無事だったこと、そして『これはすごく怖く描ける気がする』という謎の自信と、『このヤバいお話を描いてみたい』という欲求に駆られて一気に描き上げました。結果的にブログではたくさんの方から『怖かった』というコメントをいただき、うまく恐怖感が伝わったのかなと思います」と、ババレオさんも恐怖のあまり戸惑った様子。
「ちなみに投稿者の方は、廃墟の管理者に確認を取ったうえで立ち入られたようです。もしかして世の中で起きている行方不明事件などは実際にこういうところで行われているんじゃないかと、わりと本気で思いました。なので、個人的にはこういった行為はあまりおすすめしません。彼が一体何者なのか、果たしてニュースになった事件と関係があったのか。真相はわかりませんが、身震いするようなエピソードでした」
今回は、ミステリーのような人怖系作品で怖がらせてくれたババレオさん。来月は王道の心霊系で怖がらせてくれるのだとか…乞うご期待!
取材・文=橋本未来