「これがクッキー!?」と言いたくなる!陶器や宝石と思わず見間違うアートなクッキーが美しすぎる

模様を描いたり綺麗にデコレーションをしてかわいく楽しいデザインを作れるアイシングクッキー。手作りお菓子の身近な定番でもあるアイシングクッキーを、まさにアートと呼ぶべき精巧さで作り上げた作品がSNS上で人気を集めている。

これがクッキー!?美しすぎるアイシングクッキー画像提供:KUNIKA(@kunimilky6)さん


陶器と見まごうほどの芸術性!ヨーロッパを巡り得た刺激をデザインに

画像提供:KUNIKA(@kunimilky6)さん

ロンドンを拠点に作品を制作するスイーツアーティストのKUNIKA(@kunimilky6)さんは、自身のInstagramやTwitterに数々の作品写真を投稿。アンティークの陶器や装飾品のように細部まで模様があしらわれたアイシングクッキーを中心に色とりどりの作品を制作しており、お皿に載せられた写真はクッキーを砕かなければ食器の上に食器が重ねられているかのような錯覚に陥るほど。

昨年投稿された、白と青を基調に花やさまざまなパターンをあしらったアイシングクッキーの作品写真は20万を超えるいいねがつくなど注目を集めた。現在も新作を日々公開しており、SNSのコメント欄には日本のみならず英語圏の人からのコメントも多く寄せられている。

高級ホテルであるマンダリン オリエンタル 東京で修行を積むなど、パティシエとしての経験も持つKUNIKAさん。こうしたハイクオリティーなアイシングクッキーを作り始めたきっかけは、陶器メーカーの工房を見学したことにあると話す。

画像提供:KUNIKA(@kunimilky6)さん

「360年以上の歴史あるオランダの陶器メーカー“ロイヤルデルフト”の工房を見学した際、熟練の職人さんが筆で美しい模様を絵付けしている姿に感銘を受けました。機械の方が早く大量に制作できる中で、手作業で精巧ながらも暖かみのある物作りの尊さに美学を感じているので、アイシングクッキーも自然とそのようなデザインのものが増えていきました」

KUNIKAさんは数年前、一度アイシングクッキー作りから距離を置き、日本からロンドンに拠点を移してヨーロッパを25カ国ほど探訪。各地を巡る中で見た古くから残る建物の彫刻や壁紙、床やタイルのデザイン、美しい花や海や太陽の自然などさまざまな刺激を吸収し、作品のパターンやデザインに取り入れているという。

画像提供:KUNIKA(@kunimilky6)さん


「作品が纏うオーラで作り手がわかると嬉しいなと思いながら、モチーフや配色・模様などを追求しています」と、作品作りのこだわりを教えてくれたKUNIKAさん。KUNIKAさん公式サイトでは、アイシングクッキーをはじめ、ケーキやカップケーキ、コラボレーション作品なども公開されている。食べなくとも見るだけで楽しいお菓子の芸術は一見の価値ありだ。


取材協力:KUNIKA(@kunimilky6)さん

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