【漫画】自閉症の息子の「当たり前」とは。否定されない環境が作る優しい世界

看護師でありシングルマザーであるまゆんさん(@mayun4311)。自閉スペクトラム症で特別支援級に在籍する小学6年生の息子・太郎くんとの暮らしを漫画にし、Instagramで配信。さまざまな出来事を、まゆんさんと太郎くんが一緒に乗り越えていく姿に共感の声が多く届いている。ウォーカープラスでは「自閉スペクトラム症の太郎とやさしい世界」と題し、連載をスタート。まゆんさん一家の何気ない日常を、描き下ろしの新作漫画と共に隔週でお届けする。

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第1回となる今回のテーマは「『当たり前』ということ」。まゆんさんに日々心掛けている事などを聞きつつ、ご紹介する。

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自分の「当たり前」は常識ではない

まゆんさんと太郎くんは、まゆんさんのお母さん(ばあば)とお父さん(じいじ)との4人暮らし。看護師として働くまゆんさんは、ばあばとじいじにフォローしてもらいながら、太郎くんと充実した毎日を過ごしているという。

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ある日、仕事から帰ったまゆんさんが太郎くんの部屋へ行くと、キャットタワーに頭を突っ込んでいる太郎くんの姿が。まゆんさんが「なぜ突っ込んでるの?」と聞くと「それはわからない」と太郎くん。

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キャットタワーから出てきたかと思えば、また“しゅん!”と入る太郎くん。「もう1時間はこうしてるよ」と言うばあばは、太郎くんの行動を楽しそうに見守り、じいじは「ごはん食べよー」と優しく声を掛ける。

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個性のかたまりである太郎くんの姿を見て、まゆんさんはふと「当たり前」について考えることがあるそう。まゆんさんが小学生の時は、みんなと同じ教室で授業を受ける事が当たり前だったけれど、太郎くんは違う。

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授業はほとんど支援級でマンツーマン体制。みんなと同じ教室にいないこのスタイルが今の太郎くんにとって当たり前のスタイルなのだ。人それぞれに当たり前があって、それは日々変化する。そして、その当たり前を否定されない優しい環境が大事。「自分自身の考えを常識と捉えないように心掛けています。いつでもフラットな心を持っていたいと思っています。この連載は私から伝えるというよりも、読んでいただくみなさまに何か感じていただけるような作品にしていきたいです」とまゆんさん。

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太郎くんの「当たり前」を否定せず受け入れてくれるばあばやじいじが居たからこそ、太郎くんが自由に行動し、表現できる環境が自然とできたのかもしれない。

取材・文=重藤歩美(ウォーカープラス編集部)

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