【漫画】一人旅って「寂しい」?非日常の世界に入り込むソロ旅の魅力に多くの共感集まる
気心の知れた友人や家族、職場の同僚など、旅行と言えば複数人のグループで行くものという人は少なくないはず。けれど、気ままでマイペースに時間を過ごせる一人旅も乙なもの。そんな「ソロ旅」の楽しさとグループ旅行につきまとう難点を描いた漫画に「すごくわかります」とSNS上で共感の声が集まっている。

ソロ旅は「SFみたい」!?一人ならではの旅の魅力とは
注目されているのは、「山田全自動」としても活動しているブロガー・郷土史研究家のY氏さん(
@y_ta_net
)が1月、Twitterに投稿した漫画「一人旅が楽しすぎる話」。遠出はソロ旅がメインだというY氏さんが思う一人旅の魅力について描かれたものだ。

グループでの旅行に慣れているからか、一人旅に「寂しい」という思い込みを持つ人はまだまだいるもの。まさにそんな無理解や日常のしがらみから解放されるべく旅に出るというY氏さん。グループ旅行について「人付き合いで疲れていれば本末転倒」「せっかくの旅なのに友達の悪口や噂話、会社の愚痴大会になろうものならまさに地獄」とのこと。

また、生理現象であるトイレも団体行動では無視できない要素。そこまで親しい間柄ではないのに「ちょっとトイレ…」と盛り上がりに水を差すようなことは言い出しにくく、「空気を読む」必要のないソロ旅はそういった点も気楽なのだとか。

そしてソロ旅一番のメリットに挙げるのが、ノープランで行動できること。グループ旅行では失敗しないよう事前にプランを練ることもしばしばだが、一人旅ならワクワクするのもガッカリするのも自分だけ。自分の行きたいところに思いつくまま足を運べる身軽さはソロならではだ。
行き先も名所や観光スポットではなく、スーパーマーケットなど地元の人が普通に行く場所に好んで足を運ぶというY氏さん。旅を「一度、日常から離れて非日常の世界に入り込む体験」だと考え、地元の人の生活空間に溶け込むことで違う世界の自分を疑似体験するのは「ちょっとSFのようで楽しい」と、独自の視点で楽しみ方をつづっている。

9.5万件を超えるいいねが寄せられるなど大反響を呼んだ同エピソード。Twitterユーザーからも「旅先のスーパー面白いですよね」「二人旅、団体旅行にも良さがあるように、一人旅も素敵」「新しい発見ばかりでワクワクします」と、一人旅の魅力に共感するコメントが多く見られた。
コロナ禍で旅行はご無沙汰という人も多い今。これまで一人旅はほとんどしたことがないという人も、落ち着いた後の旅行にはソロ旅をためしてみてはいかがだろうか。
画像提供:Y氏は暇人(山田全自動)(@y_ta_net)