【漫画】「離れるの心配だったら」ヘトヘトで立ち寄ったファミレス、親切な店員の気遣いに感涙

2022年7月6日 14:29更新

東京ウォーカー(全国版)

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生まれてまもない息子の育児でヘトヘトになっていたある日、立ち寄ったファミレスでの思いがけない気遣い――。店員の何気ない親切が身に沁みるエピソードを描いた漫画が、Twitter上で大きな反響を呼んでいる。

久々の外食を食べ終えてほっと一息、そこで店員から受けた提案に涙腺決壊画像提供:るしこ(@39baby_com)さん


「離れるの心配だったら」店員から受けた思わぬ提案に「もらい泣き」の声

2019年に生まれた息子と夫婦の日常を、4コマ漫画として発表している漫画家のるしこさん( @39baby_com )。話題を呼んだのは、コロナ禍以前、子供がまだ生後半年ごろの体験を振り返ったエピソードだ。

【漫画】「子どもと出かけるハードルを下げてくれた最初の出来事」を読む画像提供:るしこ(@39baby_com)さん


離乳食や夜泣きがはじまり、育児にてんてこまいの日々を送っていたるしこさん。折り悪く夫は仕事が立て込んでしまい泊まり込みという状況で、るしこさんの疲労はピークに。その度合いは、買い物の道中に「自分の朝昼ごはん食べるの忘れてた…」とはじめて気付くほどだった。

子どもと出かけるハードルを下げてくれた最初の出来事(2/4)画像提供:るしこ(@39baby_com)さん


ちょうど息子は寝入っていて、「抱っこしたまま軽く何かつまめるかな…」と、ファミレスに立ち寄ったるしこさん。応対した店員は、赤子連れのるしこさんを見てテーブル席ではなく座敷に案内してくれた。幸いなことに、抱っこひもを下ろして座敷に寝かしても息子が起きる様子はなく、入店前はポテトのようにつまめるものならと思っていたるしこさんは、望外の定食をゆっくりと味わうことができたのだった。

子どもと出かけるハードルを下げてくれた最初の出来事(3/4)画像提供:るしこ(@39baby_com)さん


食後、店員が何やらこちらを気にしているのに気づいたるしこさん。ほどなくしてその店員は、「そちらの定食セルフドリンクが付くんですけど」と、るしこさんの代わりに希望の飲み物を取りに行くと提案してくれたのだ。

子どもと出かけるハードルを下げてくれた最初の出来事(4/4)画像提供:るしこ(@39baby_com)さん


子供につきっきりで大人との会話の機会もなく、他人の作った料理を食べるのもご無沙汰という日々の中、久しぶりの外食で知り合いでもない店員から不意に気遣いや親切を受けたことで、るしこさんの涙腺は決壊。「お節介かなと思ったんですけど」と話す店員に、「嬉しいです」と泣き笑いで感謝を告げたのだった。

赤ちゃんとの外出に恐怖した時期も…「周囲には優しい声が溢れていました」

同作の投稿には24.9万件以上ものいいねが寄せられ、体験談へのコメントも多数。「もらい泣きしちゃいました」「すっごい分かります!」という共感のコメントをはじめ、同様に育児の中で小さな親切を受けた時の体験を語る人の声も多く見られた。

本エピソードのほかにも、家族のさまざまな日常を描いている作者のるしこさん。今回の反響を受け、詳しい話を聞いた。

――今回、コロナ禍前の本エピソードを描かれたのはどういった思いがあったのでしょうか?

「感染拡大に伴って外に出ることが難しくなり、『あ~、外食行きたいなあ~』と思っていた時に思い出したお話です。わたしは子連れで出かけることにハードルを感じて、赤ちゃんと二人のときは外食などを控えていたのですが、今のコロナ禍で赤ちゃんと過ごしている親御さんたちは、当時のわたしよりもずっと心配ごとが多いだろうな、と思います」

――おでかけや入店は小さい息子さんの同伴を気にしてという点も大きかったのでしょうか?

「子供と出かけるとずっと気を張っている状態で、泣いたらどうしようという不安が常にありました」

――作中の「このお店座敷あったんだ」という言葉も印象的でした。息子さんが生まれてから、外出時にこれまで気づかなかったことに気づくことは増えましたか?

「離乳食を提供している飲食店の存在、カートのまま入れる引き戸で広いトイレ個室、赤ちゃん休憩室のお湯など……。産前は気に留めていなかったものが、これがあって本当に助かる!と感じるようになりました」

――子供が生まれてから、気遣いやコミュニケーションで感じるようになったことがあれば教えてください。

「この漫画の体験があった頃ぐらいまでは、赤ちゃんと二人で出かけるのが怖かったです。泣いたら迷惑になるのでは、もし危険な目に遭ったらどう守ろう、など不安でいっぱいでした。ネットには怖いニュースや子連れに対するいろいろな意見が溢れていて、どうしても悪いものばかり情報収集してしまい、外出、特に公共交通機関や飲食店など、子供が泣いてもすぐに出られない場所に入ることが恐怖でした。

いろいろな考えの人がいるのは当然のことです。でも実際に赤ちゃんと外に出てみたら周囲には優しい声が溢れていました。当時のわたしのように必要以上に萎縮してしまっている親御さんたちがいるのであれば、子連れでおでかけして『嬉しいことたくさんあったよ!』という思いを共有したい、そんな体験を描き残していきたいと感じるようになりました」

子供が生まれてまもないころは、疲れや心配でいっぱいになってしまうもの。そんな不安をやわらげてくれるような、なんともホッとするエピソードだ。


取材協力:るしこ(@39baby_com)さん

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