【漫画】音楽CDの時代、覚えてる?ノスタルジーでいっぱいの90年代の音楽事情

配信での楽曲購入や、定額制のストリーミングサービスで音楽を聴くのが当たり前の光景になった今。思いついた曲をその場ですぐ聴けるメリットはありがたいけれど、CD全盛の時代だからこそあった楽しみも……。90年代の音楽事情を振り返る漫画に大きな共感が集まっている。

「神聖で特別感があった」CD全盛期の楽しみ方って?

話題を呼んでいるのは、Twitterに投稿された漫画「CDで音楽を聴いていたあの頃の話」。作者は、「山田全自動」としても活動しているブロガー・郷土史研究家のY氏さん( @y_ta_net )だ。

世界ではじめて音楽CDが発売されたのは1982年のこと。83年生まれのY氏さんは、まさにCD直撃世代の一人で、青春時代はいつもそばにCDがあったと振り返る。

学生時代、限られたお小遣いで選び抜いた1枚のCDを買うことには「神聖で特別感がありました」と語り、思っていた感じと違っても聴き込んで、第一印象はイマイチでも長く好きになることもあるということを知るきっかけもCDの購入を通してだったのだとか。

また、CDを語る上で欠かせないのが付属の歌詞カードやライナーノーツ。まだインターネットが身近でなかった90年代、謎めいていたアーティストたちの人となりを知ろうと読みふけっていたという。

そして、Y氏さんはCDがコミュニケーションの媒体でもあったと記している。CDの貸し借りを通して友人と話したり仲良くなるきっかけができたと振り返り、貸し借りもなくその場でさまざまな曲が聴けるサブスクリプション全盛の今の便利さを噛み締めながらも、CD全盛期もいい思い出がいっぱいあったとつづっている。

Twitterで2.6万件を超えるいいねが寄せられたCD時代の思い出。同じくCD全盛期を体験したユーザーからは、「お気に入りの漫画やCDを交換し合うのって楽しかったですよねぇ~」「CDアルバムが約3000円でお小遣いの大半がなくなる」と共感の声が多く寄せられ、アナログレコードやカセットテープ世代からも同様の体験を語るコメントが集まっていた。

画像提供:Y氏は暇人(山田全自動)(@y_ta_net)

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