【漫画】皇帝じゃなく肯定ペンギン!?ナニコレ珍解答に「和む」「尊い…」の声多数!天然癒やしキャラのほっこりペンギン漫画
ぷにっ!もちっ!とした愛らしいふっくらボディと素直でピュアな心を持つペンペンが「可愛い♡」「癒やされる!」とTwitterで話題のほのぼの系漫画『皇帝ペンギンのペンペン』(@penguin259)。拾われたペンギンとお姉さんが主人公の物語は、ほっこりしたギャグが多くヘロヘロに疲れた時、頭を空っぽにして読みたい作品だ。

皇帝ペンギンのペンペンは、猫や犬のような「もふもふ系アニマル」ではないけれど、プリプリしたおしりやペタペタ歩く短足歩行がズキューン!と響く、可愛らしいゆるキャラ。見ているだけでほっこりするイラストタッチと意地悪な人がいないクリーンな世界観に「和む!」「うちにも欲しい!」とTwitterでは称賛のコメントが続いている。そこで作者の皇帝ペンギンのペンペンさんに話を伺った。


――まずは、ペンペンのプロフィールを教えてください。
10月16日生まれ、一人称はペンペンです!好きなものは、オフトゥン(お布団)とオレンジジュース。いつもやさしく微笑んでいる穏やかな子です。つらい時は泣くけど、怒りの感情はありません。友達ペンギンのトモペンが代わりに怒ったりします。



――本作を描くことになったきっかけは何ですか?
「LINEスタンプを作ったら?」と人にすすめられて、なんとなく描いたのがきっかけです。じゃあ、それの宣伝をTwitterでやろうかという流れでのスタートでした。今は、おねえさんに拾われて貧しくものんびり生活していますが、初期の『皇帝ペンギンのペンペン』では、ペンペンが満員電車に揺られてブラック企業に泣きながら通勤していたんですよ。深く考えずに読んでもらえたらありがたいです。いまは漫画を描くという目的に変わったので、スタンプは買ってくれなくて大丈夫ですよ!(笑)


――本作のテーマを教えてください。
「ありふれた日常にペンペンがいたら楽しいよね」「こんなペンペンと暮らせたらいいな…」そんな気持ちで安らいでもらえたらと思っています。現実の南極で生きる皇帝ペンギンはかなり過酷な一生で、卵から巣立ちまでたどり着けるヒナは2割に満たないそうです。そんな壮絶な強さを秘めたペンペンも描きたかったのですが、ご覧のとおりフワフワのゆるゆるになってしまいました。


――ペンギンをキャラにした理由はありますか?
インコを飼っていたこともあり、鳥が好きでいろいろ落書きをしていたのですが、たまたまペンギンを描いたら友人にウケたのが理由です。ペンギンのキャラクターは国産だけでもSuicaのペンギン、ポッチャマ、タキシードサム、すみっコぐらしにコウペンちゃんと激戦区ですし、考えてキャラクターをつくっていたら選ばなかったと思います。


「ぼーっとしているけど幸福度の高い生活を送るペンペンを眺めて、なんとなく穏やかな気持ちになってもらえたら嬉しいです」と語る、皇帝ペンギンのペンペンさん。Twitterでも連載は続く。ちょっと疲れた日は、ゆるふわなペンペンが繰り出す優しい世界に癒やされよう!
取材協力:皇帝ペンギンのペンペン(@penguin259)