【漫画】「もう誰も信じられない!」男性不信ならぬペンギン不信に…おひとりさま街道を行く

水族館を愛するあまり「水族館が好きすぎて」(KADOKAWA刊)というコミックエッセイを発売した、漫画家・まつおるか ( @matsuorca524 ) さんによる連載第5回。すみだ水族館のマゼランペンギンのうぶで濃密な恋愛模様をお届けする。

男性不信ならぬペンギン不信…恋の傷は癒えるか!?「下町ペンギン物語」第五話(1/4)漫画=まつおるか 監修=すみだ水族館(東京・押上)

すみだ水族館には、マゼランペンギンたちを、日々見守り、ちょっと熱すぎる愛情で観察している飼育員の方々がいる。その熱量でできたのが「すみだペンギン相関図」である。本作を監修する飼育員の皆さんが、ペンギンの豆知識を教えてくれた。

漫画=まつおるか 監修=すみだ水族館(東京・押上)

ペンギンの初恋は2歳!?

―すみだ水族館では、ペンギンたちが恋をし始める時期について、どのように観察されていますか?
「すみだ水族館で暮らすペンギンたちの場合は、オスは5歳、メスは4歳ぐらいから、恋に目覚めることが多いと思います。早いペンギンだと、2歳から恋をしている子もいるんですよ!」

男性不信ならぬペンギン不信…恋の傷は癒えるか!?「下町ペンギン物語」第五話(3/4)漫画=まつおるか 監修=すみだ水族館(東京・押上)

ペンギンの世界にも“おひとりさま”は存在するらしい

―恋愛に積極的なんですね!しかし、今回、モミジは恋に破れ少し恋愛から離れたい様子にも感じられました。昨今、世間では“おひとりさま”という言葉が定着していますが、すみだ水族館で暮らすペンギンの世界にも“おひとりさま”はあるのでしょうか?
「野生動物にとって子孫を残すことは大切なことなので、望んで一人になる子はいないと思います。ですが、チャンスを逃してしまいがちなど、おとなしい性格で、恋まで至らない子はいますね。例えばヨモギは、気になったオスにアピールはしているのですが、なかなか実らないんです。またチェリーは自分からアプローチができないタイプなので、グイグイきてくれるオスがいたらいいな~と見守っています!」

男性不信ならぬペンギン不信…恋の傷は癒えるか!?「下町ペンギン物語」第五話(4/4)漫画=まつおるか 監修=すみだ水族館(東京・押上)

男性不信ならぬペンギン不信…恋の傷は癒えるか!?「下町ペンギン物語」第五話登場のメロン監修=すみだ水族館(東京・押上)

男性不信ならぬペンギン不信…恋の傷は癒えるか!?「下町ペンギン物語」第五話登場のモミジ監修=すみだ水族館(東京・押上)

熱い恋のバトルを繰り広げるペンギンもいれば、ソロを楽しむペンギンもいる。49羽が集まる水族館には、一言では語れない様々な関係性があるようだ。

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